09/04/07 22:31:21 qMmLuKwk
南関東代表・拓殖大学第一高校「音楽劇・山姥」
以前、他の学校がやっているのを見たことがあるのですが、楽しめました。
音楽劇ということで、歌やダンスが多々ありました。素敵で、魅了されました。
ストーリーは、悪さばかりしていた山姥(やまんば)が子供を産んだが、育てることができない。
そこで人間に拾わせて、寝ているときにだけ子守歌を歌いにいったりして見守っていく。
というもの。
しかし息子は、遊び呆けて、村長としての役目をサボり始め、
(この時のダンス、素敵でした。着物というか浴衣を着て、あれほど元気に踊れるんですね…)
村で洪水が起こった時に村の仲間を一人殺してしまった。
それを「山姥に襲われた」と言い、人のせいにする。
あそこの人間の心の醜さを表していたのに、心動かされました。
それと、最初に目をひかれた舞台装置。脱帽しました。
高校演劇って私が思っている以上に凄いものなのかもしれないと思わされました。
同じ劇でも装置がこんなに違う…勉強になりました。
階段の上り下りにも気になるような足音はしませんでしたね。
最後に殺してしまった山姥が実の母だったと気づいて、ごめんよと謝る。
ひらひらと落ちてくる雪が悲しさを増させていました。