京都の若手劇団 Part5at DRAMA
京都の若手劇団 Part5 - 暇つぶし2ch593:名無しさん@公演中
10/02/18 00:08:07 HFJYHaTU
「ナントカ世代 ろ・こ・こ」
出来る限り思い出して書く。

ナントカ世代の文学原作蹂躙シリーズ。
「死に地」と呼ばれる袋小路に閉じこめられた母子と二人の男。
母は子を売り、警察官は買春し、男(スズキスズオ)の影は薄くなっていく。
ナントカ世代特有の饒舌な静けさと、から回ったエネルギー。
抜け出せない世界ものかと思いきや、30代初期の「青春」残酷ものだった。

スズキスズオ(浦島)がそこに迷い込むところから始まる。
その死に地の掘立て小屋にすむ女(延命)。出ようとすると魔王を追う勇者に
追いかけられ、どうやら永遠に出られない。
浦島を指名手配でおう警察官・根本。女の娘である00を買春し、
ATMから金を引き出せず困るところでED。最後は全員が落胆の声をあげ、
それがいつの間にか歌とも音楽とつかなくなって終わる(合唱になるかというところでBGMが高まるので、ぼやかされる。)

今回はいつもにはなかったようなシーンがあった。
アップテンポな曲の中で、抜け出すことの出来ない世界で
スズキスズオと葛井よう子扮する勇者が追いかけっこをする。
女が中央で長回しの台詞を早口でしゃべる。
閉じた世界の中でキャラクター達が生きているのを早回しにする見せ方だが、
これが大変無駄なエネルギーの浪費に見えた。そう見せていたように思う。
それは最後の「ああーああーああーー」につながり、一種、悲しさを表現する事に成功していた。
この、普段のナントカ世代であれば「あざとい」とでも一蹴しそうな仕掛け。
何かの変化だろうか?

飽きさせないよな、ナントカ世代。



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