06/06/01 06:38:03 cMDl9u00
>>78の続き
映画『フットライト・パレード』で、オペラ歌手が自信満々に
オーディションを受けに来て、「お前の歌は五月蝿いだけだ」と
一蹴されてしまうのは、まさにこの現象。
ロイド・ウェバーは、この映画からネタをパクっているからかも
知れないが、ウェバー版の『オペラ座の怪人』でも、冒頭から
「オペラ的な歌い方」と「スウィング感のある歌い方」を対比させ
オペラ歌手を貶める。
現在のミュージカル作曲家はガーシュウィン以上に黒人音楽の影響を
受けているから、形式上はオペラのようであっても、やってる音楽は
全く違う。ドミンゴに言わせれば『オペラ座の怪人』はROCK。
ちなみにコンピューターミュージックでは、生演奏のようなノリを作れないので
16ビートは機械的に8ビートの早回しのようになってしまう。
サラ・ブライトマンでさえ、打ち込みの演奏に合わせて歌うと
酷くつまらない歌になってしまうのは、このせい。