鳩山由紀夫は国民を失望させた。さらにその上を行ったのが菅直人であるat DQNPLUS
鳩山由紀夫は国民を失望させた。さらにその上を行ったのが菅直人である - 暇つぶし2ch1:ポキール星人Zφ ★
11/11/30 11:41:14.96 0

調査研究本部主任研究員 浜田 真彰

読売新聞社の「地球を読む」の執筆者でもある、東京大学大学院の山内昌之教授は近著
『リーダーシップ 胆力と大局観』(新潮新書)に、「リーダーは、必ずしもカリスマや天才である必要はない」としたうえで、
リーダーにとって真に必要な能力として、「総合力(大局観など)」「胆力(何があっても動じない強い平常心など)」
「人心掌握力(人をうまく使う能力など)」の3つを挙げている。

民主党が政権を取ってからの鳩山由紀夫、菅直人という2人の首相は、自民党政権当時の不評だった首相らと比べても、
リーダーとしてはレベルが低かった。常識や現実感覚の乏しさと一貫性のない言動で、米軍普天間飛行場移設問題を迷走させ、
日米の同盟関係を大きく揺るがした鳩山氏は国民を失望させた。さらにその上を行ったのが菅前首相であり、その言動は
目を覆うばかりだった。

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故では、首相官邸にどっしりと構えるべき時に無用な視察に動き、
官僚や東電幹部に怒鳴り散らして現場を混乱させ、天災を人災に変えてしまった。最悪だったのは、国家の重大な緊急事態を
自らの延命に用い、退陣表明から3か月もの間、政権に居座って復興を大幅に遅らせた。どさくさ紛れの思いつきの政策発表は、
日本の将来も危うくしている。

山内氏も、「複雑な事象を解きほぐす現実感覚、政策目標へ単純明瞭に迫る力、人間心理の洞察力などはいずれも、
歴史を理解する力をもつ政治家にはあり、鳩山氏には欠けていたものだ」とし、菅氏については「自分を『為政者』だと考える
アイデンティティと責任意識があまりにも希薄」な「為政者の覚悟になじまない政治家」だと、著書で手厳しく批判している。

民主党が政権を担当する資格と能力に乏しいことは、すでに身に染みてわかっているにもかかわらず、有権者が
政権交代を強く求めないのは、与野党ともにリーダーシップに富んだ政治家がいないことを見抜いてしまっているからなのだろう。

弊社が11月に実施した全国世論調査でも、最近の日本の政治が「悪くなっている」とする回答が76%にも上り、
「政治に優秀な人材が参加できる仕組みを作る」ことを55%の人が望んでいる。松下政経塾出身者のような
"純粋培養"の政治家の力量不足も明らかとなる中、国会議員の決断力、指導力、使命感の欠如を嘆く有権者の悩みは切実だ。

弊社では、毎週土曜日に、長期大型企画「昭和時代」を連載、現在は昭和30年代について取り上げている。いずれは
40年代以降、戦前、戦中・戦後の出来事、人物にも焦点を当てていく。「活力にあふれ、国として目標を持っていた時代」と
再評価されつつある「昭和という時代」を検証し、未来への教訓を探ることを目標にしている。

山内氏は「リーダーとして自らを高めていくためには、『歴史に学ぶ』姿勢が大切になる。(中略)歴史の教訓をいかに
一個の政治家ひいては日本人として未来に生かすのかが問われる」としている。今や歴史となった昭和からの教訓も汲み取って、
野田首相が誤りのない進路を選択してくれることを願わずにはいられない。

そーす YOMIURI ONLINE
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