11/11/07 12:16:52.88 0
経済学者で香港中文大学の郎咸平・教授は、10月22日の中国瀋陽市での講演で、
中国経済に関する爆弾発言をして注目されている。
同教授は自らの統計として、中国の国内総生産(GDP)は増加するどころか、マイナス10%であり、
政府公表の9%ではないと明言したほか、
中国は日本のバブル経済崩壊の過ちを繰り返すと予測した。
極秘内容であるはずの同講演だが、最近はインターネットで音声ファイルが流出し、関心を集めている。
郎咸平氏は講演前に、予め今回の講演内容をインターネットに公開しないよう要求した。
「そうしないと皆が困る。なぜならば、私が今日これから言おうとしているのは全部本当のことだから。
今日の体制下では、本当のことを言ってはならない」
と同氏は語り、講演参加者に対して、4原則を宣告した。
つまり、現場を撮影してはならない。録音してはならない。メディアを入れてはならない。
講演の内容をミニブログに公表してはならない。
同氏は、中国体制の内部は上から下まで全部虚言を繰り返しており、
すべてのデータは捏造されたものであると語った。
上海電視台の経済評論番組「財経郎閒評」と広東衛視のニュース評論番組
「財経郎眼」のレギュラー解説者を務める同教授は、
メディア報道への規制が非常に厳しく、政権にとってマイナスなことは全部報道できないことを嘆き、
番組の制作も非常に難しいと語った。
中国経済は破綻寸前
同氏は、中国の借金は36兆元(約432兆円)に達しており、必ず破綻すると予測した。
中国財政部がこのほど、上海、浙江、広東、深センなど4つの地方政府に、
債券発行の権限を与えたことについて、同氏は、
「皆さんは朗報だと受け止めているかもしれないだが、私に言わせれば、もうアウトだ。
国の経済が破綻しかけているのに、まだ債券を発行しているのか」
と述べた。
中国の投資市場について、同氏は「氷と火が同時に存在している」と例え、
「わが国の投資市場はどの国にも存在しない。
株価が下落し続けており、4月末から昨日までに株価指数が3000強から2313までに下落した。
にもかかわらず、その他の市場、例えば、
不動産や、自動車、贅沢品、骨董芸術品などの市場は持続的に上昇している。
全世界において中国だけがこのような様態を示している。
根源は、国の経済が病を患っていることにある」と話した。
インフレ率は16%以上
同氏は、中国統計局がこのほど公表した9.1%の経済成長率は、虚偽データであると主張し、
インフレ率の6.2%も偽りであり、少なくとも16%であると発言した。
「いまの政府のすべての政策はこの病を患っている経済に強心剤を注射し、解熱剤を飲ませているだけだ。
病の根源を突き止めていないので、これからは重体に陥る。
政府は経済の素人だから、このような道を辿ってしまっている。
中国経済はすでに非常に危険な境地に陥っている」
と同氏は述べた。
また、同氏は、
「製造業の全体的な景気の状況を表す購買担当者指数(PMI)について、
今年7月の数値は、中国(48.9%)が一番低かった。一方、米国のPMIは常に50%以上を保っている。
米国のメディアは政権にマイナスとなる情報を報道しがちだが、
わが国のメディアはいつも政府に有利な情報しか報道しない。
その一方で、中国の銀行の株価収益率(P/E)が上昇しないことは、金融危機の前兆である」
とも分析し、2013年頃から、中国の金融危機が発生すると発言した。
URLリンク(www.epochtimes.jp)