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弁護士で自民党参院議員の丸山和也氏(65)が、昨年9月の尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件での
中国人船長釈放をめぐり、当時の仙谷由人官房長官(65)が指揮権を発動したとして告訴していた
ことが2日、分かった。8日に初公判を迎える。
船長を逮捕、起訴すれば「(昨年11月の)APECが吹っ飛ぶ」と仙谷氏が電話で述べたと委員会
質疑で暴露した丸山氏を「いいかげんな人のいいかげんな発言」と中傷した仙谷氏を侮辱容疑で昨年末に
刑事告訴したが、今年7月に嫌疑不十分で不起訴処分となった。
同時に民事で訴えていたが、10月中旬に告訴内容を「仙谷氏が指揮権を発動し、那覇地検に釈放させ
た」とバージョンアップ。菅政権で内閣官房参与を務めた松本健一氏が9月、一部報道で「釈放は仙谷氏
らの政治判断によるものだった」と、当時の政府の主張と食い違う証言をしたことにも後押しされたという。
仙谷氏の侮辱発言について「指揮権発動を隠ぺいするための名誉棄損行為だった」と丸山氏。謝罪広告、
損害賠償3000万円などを求める。丸山氏によると、石原慎太郎都知事らが証人として出廷する予定と
いう。
丸山氏は、意欲を見せていた大阪府知事選(27日投開票)に不出馬を表明したばかり。「選挙なんて
出てる場合じゃない。震災などで国民の関心は薄れたが、国家の根幹に関わる問題だ」と強調した。
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