11/11/08 18:22:12.12 0
金持ちが脱税する方法に、あった入金をなかったことにするインチキと、
なかった出金をあったことにするインチキがある。
後者では「経費を使ったから実質の所得は減った」とウソ申告して所得税を逃れる。
当企業の最新調査では、これと似た架空取引作戦で過去の損失と相殺させる方法が
使われていたことが暗示されている。バブル時代の財テク失敗で大金を失ったが、
失っていないように見せかけて、何年も株価の維持を図ってきた。
しかしいつか何かで失った話にしないと、収支の数字が合わないままになる。
そこで、後日の高い買い物で払った損失のせいにしてしまう帳簿操作法を使った。
その高い買い物のでっちあげに、小企業を高額で買収する芝居が打たれたという。
とすれば消えた金は、今消えたのではなく、バブルの頃に消えていたのだ。
しかしこの方法だと、何人もの外部支援が必要になる。
また当企業だけで行えるわけはなく、闇の指南を行った提案者も問われるだろう。
今回罰を受けた副社長は、バブル時代は若すぎる年齢なので黒幕には思えない。
とすると、芝居は今日も続いていると考えられる。