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昨年ブレークしたK-POP女性グループの“第2世代”が今秋、日本で旋風を巻き起こしている。
市場調査会社オリコンの週間ランキングでは9、10月だけで「RAINBOW(レインボー)」
「2NE1(トゥエニィワン)」「T-ARA(ティアラ)」の3組がベスト3に入り、いずれも
「日本では新人なのに、最初から大人気」が共通点。
この一見不思議なK-POP現象は、なぜ起きるのだろうか。(竹中文)
当事者「びっくり」
「日本の皆さんがK-POPをたくさん応援してくれて、本当にびっくりしました。
まだ私たちは新人歌手なのに、たくさんの人に知られている…」
9月に東京・池袋で行われた7人組「RAINBOW」のシングル「A(エー)」の発売記念イベント。
「日本で最も驚いたこと」を問われたリーダー、ジェギョン(22)は、笑顔でこう語った。
これが日本デビューイベントにもかかわらず、集まったファンは約2千人。
「A(エー)」は発売初週で2万4千枚を売り上げ、9月26日付オリコン週間シングル
ランキングで初登場3位に。
初登場順位では、“先輩”の「KARA」の5位、「少女時代」の4位を上回った。
「サイトから拡散」
新人が注目される背景について、韓国大衆文化ジャーナリストの古家正亨(まさゆき)氏(37)は
「K-POPファンの多くはネットのコミュニティーサイトで結びついており、新人情報を拡散し、
オピニオンリーダーになれるかという競争を楽しんでいる」と分析する。
所属事務所も大事な要素だ。RAINBOWはKARAと同じ事務所に所属。日本で人気がある
韓国5人組男性グループ「BIGBANG」と同じ事務所の4人組「2NE1」も、9月にミニアルバム
「NOLZA」で日本デビューし、10月3日付オリコン週間アルバムランキングで1位になった。
10日付同週間シングルランキングでも、7人組「T-ARA」の
日本デビューシングル「Bo Peep Bo Peep」が1位になっている。
ブームから文化へ!?
韓国芸能界の舞台裏を描くドラマ「ドリームハイ」(DVD-BOXがエイベックス・エンタテインメントから発売中)を
韓国の人気俳優、ペ・ヨンジュン(39)と企画したプロデューサー、J・Y・Park氏(39)は「日本では好きな歌手と
一生ともに年を重ねようと思うファンが多く、歌手には夢のような場所。韓国では良くも悪くも流行の移り変わりが早く、
瞬発力が求められる」と語る。
前出の古家氏も「韓国では兵役で音楽活動期間が制限される場合があり、短期集中で結果を出す傾向にある」と指摘。
その一方で「日本デビューするグループ数が多く、日本のファンの好みは分散し始めている。一点集中のK-POPブームは
終わり、今後はブームではなく、文化として定着するのではないか」と話している。
ソース(MSN産経ニュース):
URLリンク(sankei.jp.msn.com)