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ギリシャのデフォルト(債務不履行)に伴う金融の激震が欧州に襲いかかろうとしており、
ユーロは「事実上死んでいる」とイタリア最大の銀行ウニクレディトの
証券サービス・グローバル責任者、アッティラ・サーライベルセービッツィ氏が警告した。
ブダペスト証券取引所の元会長でもあるサーライベルセービッツィ氏は、
ハンガリーのニュース・ポータルサイト「index.hu」に掲載された論説で、
「ユーロは救済しようがない。
欧州各国政府と欧州中央銀行(ECB)による成功の見込みがない延命策が、
どの程度長くギリシャを支えることができるかが残された唯一の問題だ」
と主張した。
また、ギリシャがデフォルトに陥った場合、欧州全域に直ちに「マグニチュード10」の激震が押し寄せ、
ギリシャ国債の保有者は投資の全てを評価損として計上せざるを得なくなると予想。
ギリシャでは給与と年金の支払いが停止され、
現金自動預払機(ATM)は「数分以内」に空になるとの見方を示した。
金融機関への打撃については、デフォルトの影響は欧州全域にすぐに広がり、
「脆弱(ぜいじゃく)な諸国の脆弱な銀行」で取り付けを引き起こす恐れがあり、
「このような形でエスカレートしたパニックの嵐が欧州全域に吹き荒れ、
ユーロ圏の崩壊につながる危険がある」
と指摘した。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)