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2011年09月23日10時00分
提供:ゲンダイネット
またシャシャリ出てきてヒーロー気取りだ。
小泉純一郎元首相が、18日に川崎市のホテルで講演し、“脱原発依存”を訴えた。
「原発が最もコストが安いとして新設、増設とはいかない」「国民は原発が安全だとは信用しなくなった」
「自然エネルギーや再生可能エネルギーの技術開発に投資し、環境先進国を目指すべきだ」―とまあ、
いつもの大げさな身ぶり手ぶりで言いたい放題だったのである。
今月5日の財界向けの講演会でも同じことを言っていたが、相変わらず世間をダマすのが好きな無責任な男である。
というのも、日本で原発推進が加速したのは小泉政権時代(01年4月~06年9月)なのである。それを忘れたのか。
「原発推進をうたった『エネルギー基本計画』が策定されたのは、小泉時代の03年10月です。
その前年の02年に東電の福島原発のトラブル隠しがありましたが、
たいした反省なく、ウランより危険なプルトニウムを使ったプルサーマル計画の推進が盛り込まれました。
当時の福島県知事が原子力安全・保安院を経産省から分離して独立性を高めるべきという提案もしていましたが、
全て無視でした」(経産省OB)
小泉内閣の初代の経産大臣は、いまだに原発推進の旗振り役をやっている平沼赳夫・たちあがれ日本代表だ。
経産省の言いなりで、エネルギー政策に何の関心も示さなかった小泉が、今ごろになってどの面下げて“脱原発”を口にするのか。
「中間層が破壊され、社会的格差が拡大し、自力ではもはや這い上がることができない絶対的貧困層が生まれた。
小泉改革の結果、日本の社会も国家も弱くなった」
と、作家で元外務省分析官の佐藤優氏は「新潮45」で書いている。
小泉は二度と国民の前に顔を出しちゃいけない男なのだ。まして説教垂れる資格など200%ないのだ。
(日刊ゲンダイ2011年9月20日掲載)
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