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2011年09月15日09時43分
提供:中央日報
孫正義ソフトバンク会長(54)は在日同胞3世だ。昨年末基準で日本4位の富豪。
年間売上高3兆円(約43兆ウォン)のアジアを代表する情報通信技術(ICT)グループを率いている。
孫会長は日本で‘ICT業界の坂本龍馬’と呼ばれる。
龍馬は明治維新の礎石を築いた日本近代化の英雄で、孫会長のロールモデルだ。
孫会長は「私の巨大な夢と無謀な挑戦はすべて彼から学んだ」と語った。
中央日報は孫会長の成功ストーリーを連載する。孫会長はこれを記念して自ら揮毫した座右の銘「志高く」を送ってきた。
--16歳の時、一人の男に会った。私の人生の座標になった人物、坂本龍馬だ。
ある日、家庭教師が馴染みのない作品を一つ勧めてくれた。司馬遼太郎が書いた歴史小説『竜馬がゆく』だった。これだと思った。
小説の主人公、坂本龍馬は最下級の武士として生まれたが、強力な意志とビジョンで日本近代化を率いた改革家であり、
卓越したビジネスマンだ。彼の人生に照らしてみると、自分自身が情けなく感じた。
差別とか、人種とか、こうした問題で悩むこと自体がどれほどつまらないことかを悟った。
一度だけの人生をこのように適当に過ごしてもよいのか。
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