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やはりウィリークスが公開に踏み切った米外交公電は凄かった。
日本のメディアがもったいぶってスクープ記事を書いてみたりするが、
そんな記事が吹っ飛ぶほどの情報の宝の山だ。
これから時間がたつにつれて、様々な者が、暇に任せて、あるいは好奇心で、
さらには日本の政治家や官僚たちの売国振りを追及する目的で、
ウィキリークスが公開した驚くべき情報を、どんどんと流すだろう。
ネット上でながれ私のところに届いた一つの米外交公電を紹介したい。
すでにネット上で流されている情報の中で私が興味をもって詠んだ
一つの要旨を私の仮訳でこのメルマガで紹介したい。
それは2010年2月8日に在日米国大使館から国務省に宛てられた公電だ。
2010年2月2日、当時沖縄担当相を兼務していた前原国土交通大臣が
キャンベル国務次官補やグレッグソン国防次官補に話した内容が報告されている。
その内容は驚愕的だ。
普天間移設問題については北沢防衛大臣が決定権の鍵を握っている、
なぜならば普天間の安保上の重要性を判断できる専門知識を持っているのは防衛省だけであるからだ。
民主党と連立を組む政党(すなわち社民党や国民新党)には拒否権は持たせない。
小沢一郎は相手によって発言を変えるから気をつけろ、
米国と話す時は普天間移転を強力に支持する(振りを)するかもしれない。
これらは前原大臣の発言の数々だ。
日本の政権の中枢にいる国務大臣がここまであからさまに日本政府の内情を語る。
これを称して売国奴というのではないか。
このような男が一歩間違えばこの国の首相になっていたかもしれないのだ。
いつか日本の首相になるのかも知れないのだ。
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