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俳優・高岡蒼甫のツイッターに端を発したフジテレビの韓国報道問題について、フランスの一般紙
「ル・モンド」が3日付の紙面で取り上げた。
掲載されたのは終面の、「アジアからの手紙」と題したフィリップ・マスメル記者のコラム。
タイトルは「ナショナリズムと日本のテレビ」だ。記事はまず、8月21日に東京・お台場のフジテレビ本社前で
行われた抗議デモを紹介。続いて、デモが起こった理由について「映画『バトル・ロワイアル』に
出演していた俳優SOSUKE TAKAOKAの発言がきっかけだった」と説明し、「8は今マジで見ない」と
書いたツイッターの内容まで事細かに掲載。このツイッターに“netto uyoku“(ネット右翼)や
元横浜市長の中田宏氏が賛同したことから騒動が広がったと解説している。
さらに、日本ではフジテレビ以外にテレビ各局や韓国ドラマを放送し、音楽でもK-POPが席巻。
その一方で長寿ドラマの「水戸黄門」が終わるなど日本のコンテンツが低迷している現状を的確に報じている。
気になるのは、高岡がツイッター発言で所属事務所を辞めたことに触れ、「これは日本の芸能界では
キャリアが終わったに等しい」と分析していることだ。果たしてマスメル記者の見解通りになるのか?
今後の展開を見守りたいところだが、皮肉にも高岡の知名度はワールドワイドな広がりを見せているようだ。
そーす シネマトゥデイ
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