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日本の首相やらナンタラ大臣がなにかの折りに、
各国首脳などと並んで国際舞台に立つとき、ありがちなことがある。
海外メディアにおける名前や写真の間違い、取違い、ひとりだけ写真が載ってない―などである。
これは、海外メディアのいい加減さとともに、
日本の政治家の存在感が希薄なことを揶揄する格好の題材として、
ワイドショーでも好んで取り上げられるネタだ。
「地味」な野田新首相が先人たちと同じ道を辿ることはいかにもありそうだが、
それにはまだ時間がある。
今朝(2011年9月1日)は国内メディアが政治家の写真を取り違えたのである。
番組では、野田内閣の顔ぶれ予想がなされ、その参考として、
すでに決まった党人事も写真入りで紹介されていた。
そして番組は、平野博文国会対策委員長のものとして、
別人(平野達男)の写真を掲載していたのだった。
政治家の泥くさいツラにとくに興味なく、おまけに退屈な放送のせいで、
おそらく半分眠っていた視聴者同様、スタジオの出演者、スタッフ誰も気づかなかったようだ。
しばらくして、平野博文本人から、フジテレビ解説委員にかかってきたという電話を通して、ようやく事態が判明。
この失態に、進行役の笠井信輔アナは
「すいません。申し訳ございません」となんども平謝りしていた。
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