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北海道電力泊原発3号機へのプルサーマル導入の是非をめぐって道と地元4町村が主催して
開いた2008年のシンポジウムで、同社の現地事務所が、社員に出席と賛成意見を述べるよう
促すメールを送っていたことがわかった。同社が26日夜、記者会見して明らかにした。
共産党が内部告発をもとに同日午前に指摘し、同社が調査していた。
シンポは住民の意見を聞くことを目的に08年10月12日に岩内町で開かれた。
同社によると、メールは同月3日付で、地元対策を担当する泊事務所渉外課が泊原発内の
21部署に送信。「『プルサーマル計画に関する公開シンポジウム』への参加協力について」
と題したファイルが添付され、「プルサーマル計画を確実に進めるためにも、数多くの方に
ご参加いただき推進意見を提出していただければと思っております」と書かれていた。
社内調査で、泊原発内の各部署の関係社員約200人に聞き取りをした結果、11人が
メールの現物を持っており、2人がメールを記憶していたことが確認された。同本社内で
メールを把握している社員は確認されていないとしている。
そーす asahi.com
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