11/08/28 16:24:40.68 0
ボク、カルトくん。大学2年生。
今、万物復帰をしています。
ピンポ~ン。
「は~い。今行きま~す!」
ガチャッ。
「どちらさまですか?」
「カルトくんと言います。今度、バザーをさせていただきます。
施設の援助のために、障害者の子供たちが一生懸命袋詰めした、このフキンをみなさんに使っていただいているので、
是非、一つでも二つでも協力してあげてください。
頂いたフキン代を施設の援助にさせてあげていただきたいので、よろしくお願いします。」
「うちは赤十字に毎年寄付してるから、そういうのはやらないのよ。」
「ち、違うんです!」
ガチャッ。
・・・今日はまだ一つも売れていません。
81:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/28 16:51:42.96 0
次の家のチャイムを押した。
出てきたのは、中学生ぐらいの女の子だった。
とりあえず、ボクは基本トークを始めた。
「カルトくんと言います。今度、バザーをs(ry
彼女はフフンと笑って、こう言った。
「ああ、野の花会ねw 知ってる。統一教会でしょ。」
「ち、違うんです!」
ボクはマニュアル通りに否定した。そして、基本トークを繰り返した。
「施設の援助のために、障害者の子供たちが一生懸命袋詰めした、このフキンをみなさんに使っていただいているので、
是非、一つでも二つでも・・・」
「ぎゃははははwww」
彼女は突然、大声で笑い出した。
その拍子に彼女の唾がボクの顔にかかった。しかも、目に入った。
ボクは目が痛くて顔をしかめたが、彼女はそんなことにお構いなく、こう言った。
「マジでうけるんですけどwwwww」
82:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/28 17:13:54.28 0
彼女は、苦笑いのような表情を浮かべながら、ボクを見下ろしている。
「いいわよ、買ってあげても」
「えっ?!」
彼女の意外な言葉にボクは戸惑った。
彼女は言葉を続けた。
「そのかわり、ちょっと家事を手伝ってほしいんだけど。」
「えっ・・・」
戸惑うボクに彼女はこう訊いてきた。
「あんた、今日いくつ売れたの?」
「・・・まだ一つも・・・」
「ぎゃははははwwww」
また大声で笑う彼女。
そして、ニヤニヤと意地の悪そうな笑みを浮かべながら、こういった。
「だったら、このまま他まわるより、ここでお手伝いした方が確実に売れるわよw」
83:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/28 17:47:54.25 0
さらに彼女は言葉を続けた。
「隊長に報告する時間になったら、うちの電話使って報告していいからw」
隊長に報告とか、なんでそんな事まで知ってるんだ、この娘は?
でも、たしかにこの娘の言う通り、このまま回っても売れるかどうか分からない・・・
だったら・・・
あ、そういえば、そろそろ報告の時間だ。
「あの・・・、報告の時間なので、電話使わせてもらっていいですか?」
「手伝ってくれるんだね?」
「う・・・うん」
「じゃあ、使ってもいいよ。ただし、余計なこと喋ったらどうなるか分かってるよな?」
「う・・・うん」
なんか、手伝うことを了承してしまった。まあ、いっか。
とりあえず、電話しなきゃ。
プププッ、プププッ・・・
「もっしっ!」
「もしもし、カルトくんです。」
「カルト兄、待ってたよ、さぁ~~どぉだぁあああ!」
「・・・ゼロです。」
「ちょっと、カルト兄、さえないねぇ~、カルト兄。じゃあ、次のラウンドは10個セットトークでいってみようか?」
「・・・はい。」
「じゃあ、がんばってね。しゃいっ!」
「・・・いってきます。」
84:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/28 19:10:28.18 0
「じゃあ、とりあえず、お風呂の掃除からお願い。」
ボクは彼女に言われるままに掃除を始めた。
「それ終わったら、次は台所の洗い物ね。」
「次はトイレの掃除ね。」
「じゃあ、次は掃除機かけて。」
彼女は次々とボクに命令した。
ボクはそれに黙って従った。
この炎天下、フキンを売り歩くよりは楽だとも思った。
玄関の掃除が終わって、ふと見ると、階段の横にドアがある。
ここはまだ掃除してなかったな。
ボクは、そのドアを開けた。
すると、そこには思いがけないものがあった。
えっ、御父母様の御写真?!
それにこれは・・・天聖経?!
ここって食口の家なの?!
・・・じゃあ、あの娘は二世?!
ボクは何が何だかわけが分からなかった。
85:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/28 20:51:06.97 0
「ちょっと、あんた、なに勝手に入ってんだよ!」
あの娘が入ってきて、ボクを突き飛ばした。
ボクが倒れると、彼女はボクの体を踏みつけ、
「勝手にひとの家ん中見るなよ!」
と言って、ボクをにらんだ。
「ご、ごめんなさい。」
「ごめんで済んだら警察いらねぇんだよ!」
彼女はボクを踏んだまま、不機嫌そうな顔で言葉を続けた。
「まあいい、じゃあ次は私の肩、もんで!」
「は、はい。」
ボクは言われた通りに彼女の肩をもんだ。
あ、もうこんな時間だ。報告の電話しなきゃ・・・
「あの、電話貸してもらえますか?」
「ああ・・・、もう報告の時間?」
「はい。」
「じゃあ、あとで私が10個買ってあげるから、隊長には10個って報告しなさい。」
「えっ、でも・・・」
「いいから、私の言う通りにしなさい!」
「は、はい。」
本当に10個も買ってくれるんだろうか・・・
ボクは不安だったが、彼女が怖いので言う通りにすることにした。
プププッ、プププッ・・・
「もっしっ!」
「もしもし、カルトくんです。」
「カルト兄、待ってたよ、さぁ~~どぉだぁあああ!」
「10個です。」
「ドンドンドンドン♪ パフパフ♪ ジャラジャラジャラジャラ♪ やったね、カルト兄、10個セットで出たのかな?」
「あっ、・・・はい。」
「すごいねぇ~。じゃあ、この後もこの調子で頑張ってね。」
「はい。」
「しゃいっ!」
「いってきます。」
86:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/28 21:03:51.87 O
早く続きを
87:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/28 21:07:50.22 P
カルトくん
チョンくん
アグネスくん
カルチョくん
88:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/28 21:59:15.00 0
「じゃあ、今度は足もんで!」
「はい・・・」
ボクは言われた通りに彼女の足をもんだ。
すると今度はとんでもないことを言ってきた。
「ねえ、今度は私の足の裏を舐めなさい!」
「えっ・・・」
ボクが困った顔をしていると、彼女はニヤッと笑った。
「嫌なら、別にやらなくてもいいのよ。そのかわり、フキン買ってあげないわよ。
さっき隊長に10個って報告しちゃったわよねぇw」
やられた!
たしかに、もう10個って報告しちゃったから、断るわけにはいかない!
ボクは仕方なく、彼女の足の裏を舐め始めた。
臭い!
しかもなんか湿ってる・・・汗だろうか。
ボクはときどき吐きそうになりながら彼女の足の裏を舐めた。
彼女はそんなボクをフフンと得意げな表情で見下ろしている。
89:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/28 22:22:39.64 0
彼女はボクが舐めている足と反対の足をボクの頭の上にのせて、こう言った。
「もっと、丁寧に舐めなさいよ。指と指の間に舌を入れて、しっかり舐めなさい!」
ボクは泣きそうになりながら、言われた通りにした。
と、その時、玄関の方で物音がした。
「チッ」
彼女が舌打ちをした。
「妹が帰って来たみたいね。」
妹がいるのか・・・
「ただいまー」
「リベカ、おかえり。今、お客さんが来てるから、リベカは部屋で勉強してなさい。」
「お客さんって、教会の人?」
「そうよ。いいから早く部屋に行きなさい。」
「はいはい・・・」
妹は小学生みたいだな。
っていうか、リベカってw
で、ボクはたしかに教会の人だけどwwwww
「まったく・・・」
妹が帰ってきて、なぜか彼女は不機嫌になったようだ。
さっきと反対の足をボクに舐めさせながら、もう片方の足をボクの頭の上にのせて、ブツブツ言っている。
90:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/28 22:56:46.41 O
センノウ君だな
91:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/28 23:01:36.75 0
ボクはさっきから気になっていたことを、思い切って訊いてみた。
「ねえ、君って二世なの?」
すると彼女は、ボクをにらんで、顔をひきつらせた。
やばい・・・やっぱり訊いちゃいけなかったのかな・・・
しかし彼女は不機嫌そうにしながらも、少しずつ事情を話してくれた。
彼女の名前は壺美。妹は莉辺香。
彼女の両親は、壺美さんが産まれた後で既成祝福を受けたそうだ。
それから莉辺香ちゃんが産まれた。
だから、壺美さんは信仰二世で、莉辺香ちゃんは祝福二世というわけだ。
両親は祝福二世として産まれた莉辺香ちゃんばっかりかわいがり、
壺美さんに対しては、「お前はサタンの子だ」とか、
「莉辺香は祝福二世だから情が違う、壺美も見習いなさい」
といったことを、さんざん言ってきたそうだ。
92:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/28 23:51:56.05 0
続けて
93:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/29 11:28:53.11 0
おかしい。
莉辺香ちゃんは祝福二世として産まれたから、原罪がない。
それに対して、信仰二世の壺美さんには原罪がある。
それはそうかもしれないけど、だからと言って壺美さんのことを「サタンの子」なんて言うのは間違ってる。
「教会の人に相談してみたらいいんじゃないかな。」
ボクは壺美さんを上目遣いで見ながら、そう言った。
「したわよ!」
壺美さんの声が大きいので、ボクはびっくりした。
壺美さんは、目に涙を浮かべていた。
「でも、二世部長も教会長も、私にがまんしなさいって言うのよ!」
「えっ?!」
ボクは信じられなかった。
壺美さんの両親が、信仰が幼かったり、原理を中途半端にしか理解してなくて、壺美さんにひどいことを言うことはあったとしても、
二世部長や教会長まで、そんなふうに言うなんて・・・
ボクは頭の中が混乱したまま、壺美さんの足のにおいを嗅ぎながら、足の指と指の間に舌を入れていた。
最初は臭くてたまらないと思っていたにおいにも、いつの間にか慣れて、心地良く感じるようにすらなっていた。
壺美さんの説明不足で、真意が十分に伝わらなかったのだろうか?
そう思って訊いてみたが、何回も相談したし、自分が悪いことをしていなくても「サタンの子」と言われることなど、
しっかりと訴えたそうだ。
94:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/29 12:04:02.76 0
なんだろう、統一教会には、まだボクの知らない何かがあるのだろうか・・・
漠然とそんなことを感じていた。
「そういえば、そろそろ御両親、帰ってくるんじゃないの?」
すでに、外は薄暗くなっていた。
「そうね、じゃあ、そろそろカルトくんは帰って。」
「うん。えっと・・・フキン10個買ってくれるんだよね?」
「そんなお金ないわよ!」
「ええっ、そんな・・・」
「親が教会に献金しまくって、うちにはお金がないの! だから私、服もろくに買ってもらえないのよ!」
「でっ、でも、隊長に10個って報告しちゃったし・・・」
「知らないよ、そんなの!」
今度はボクが泣きそうになった。
「もうすぐ親が帰ってくるから、早く出て行って!」
ボクは壺美さんに追い出されるようにして外に出た。
どうしよう、隊長に怒られる・・・
95:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/29 16:12:00.26 0
結局ボクは、ゼロ報告をするのが嫌で嘘の報告をした・・・ということにした。
当然、隊長には怒られた。
でもボクは、隊長に怒られたことよりも、壺美さんのことで頭がいっぱいだった。
また、会いたいな・・・
そうだ、フキン買ってもらえなかった代わりに、髪の毛クンカクンカさせてもらえばよかった(´・ω・`)
もったいないことしたな・・・
壺美さんの髪の毛の匂い嗅ぎたいな(´д`;)
万物復帰の路程が終わったら、また会いに行こうかな。
そうだ、そうしよう。
路程が終わった後、ボクはすぐにでも壺美さんに会いに行きたい気持ちだったが、
その前に統一教会のことについて、改めて自分なりに調べてみることにした。
壺美さんが両親からひどい扱いを受け、しかも教会の人に相談しても、両親が注意されるどころか、
壺美さんの方が「がまんしなさい」と言われた、その背景には一体何があるのか・・・
96:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/29 18:36:06.91 0
テッシー
97:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/29 18:37:26.44 O
イノウェイ
98:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/29 19:54:03.72 0
滅光琉が賞品ってどんな罰ゲームだよ。
99:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/29 20:07:51.45 0
いろいろ調べていく中で見えてきたのは、「幹部の腐敗」という現実だった。
この世の政治家が自己保身に走り、国民のことを考えずに選挙のことばっかり考えている・・・
そんな政治家と同じような状態に陥っている幹部が統一教会にもいるということだ。
ボクはすぐには信じられなかった。原理をよく知っているはずの統一教会の幹部が・・・そんなバカな!
この世の政治家が自己保身に走ったとしても、それを改めるのが統一教会じゃないのか?!
しかし、どうやら、統一教会の幹部の腐敗は現実のことのようだ。
URLリンク(mimizun.com)
URLリンク(logsoku.com)
もちろん、このあたりの情報をそのまま鵜呑みにするつもりはないが、
こういう情報とは別に、統一教会には重大な問題があることに気付いた。
それは、祝福二世が本人の意思に関わらず、祝福を受ける(合同結婚式に参加する)ことを強要されるという問題だ。
これは、明らかな人権侵害だ。
いろいろ調べてみたところ、教会の制度的には、祝福二世であっても、自分が選んだ相手と祝福を受けることも可能なようだが、
親がそれを許さないケースが多いようだ。
だが、これらの問題と、壺美さんが不当な差別を受けていることとは、どういうつながりがあるのだろうか?
100:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/29 20:31:02.27 0
とりあえず、ボクはもう一度、壺美さんに会いに行くことにした。
野の花会のパンフレットとフキンも持って行って、もし、親がいた場合は、万物復帰で回っているフリをしよう。
でも、壺美さんに会って、なんて言おう・・・
いきなり、髪の毛クンカクンカさせてくださいとか言うのはマズイよなあ・・・
ピンポ~ン。
ガチャッ。
出てきたのは壺美さんだった。
「あ、カルトくん。」
ボクのこと、覚えててくれた(*´д`*)
それだけで、とてもうれしかった。
「あのっ、また足の裏、舐めさせてくれませんか?」
壺美さんは、プッと吹き出し、ニヤニヤしながら、少し苦笑いも含んだような表情でボクを見下ろしている。
101:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/29 20:55:11.42 O
続き読みたい
102:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/29 21:49:42.35 0
「いいよw」
壺美さんは、そう言うと、さっさと自分の部屋に向かった。
ボクは追いかけるようにして、彼女の部屋に入った。
彼女は椅子に座って、「さあ、さっさと舐めなさいよ」と言わんばかりの顔でこっちを見ている。
でも、彼女は靴下を履いたままだ。
ボクはまず、その靴下を脱がせようとした。
「ちょっと! そんなことしたら、靴下伸びちゃうじゃない! ちゃんと、やりなさいよ!」
「ご、ごめんなさい。」
「こら、靴下そんなところに放っておかないで、ちゃんと揃えて、ベッドの上に置いて!」
「は、はい。」
相変わらず、においはキツい。
ボクはちょっと気持ち悪くなったが、それでも彼女の足を舐めた。
上目遣いで彼女の顔を見ると、前回以上に得意げな顔をしている。
そうか、前回は彼女に「舐めなさい」と言われて舐めたけど、
今回はボクの方から「舐めさせてくれませんか?」と言ったわけだから、
彼女にしてみたら「舐めさせてあげている」わけで・・・
前回以上に気分いいんだろうな。
そう思うと、なんだかボクもうれしい気持ちになった。
103:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/29 22:00:49.06 O
ハァハァ
104:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/29 22:07:24.23 0
しばらく、足を舐めてから、思い切って壺美さんに言ってみた。
「あの・・・髪の毛の匂い嗅がせてもらえませんか?」
「はぁ~?!」
彼女は一気に不機嫌そうな顔になった。
やっぱり、だめか・・・
「キモいよ、氏ね!」
彼女はそう言うと、ボクの腹を一発蹴った。
ボクはその場でうずくまった。
蹴られて痛かったのもあるけど、「キモい」と言われたのがショックで、涙が出てきた。
壺美さんは、そんなボクを冷たい目で見ていた。
105:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/29 22:32:59.03 0
だが、しばらくすると、壺美さんはフッとため息をつき、
「いいよ、嗅がせてあげる」
と言った。
「えっ、ホントに?!」
「ただし、その前に顔洗って、歯磨きなさい!」
「う、うん、ありがとう。」
彼女はボクを洗面所に連れて行った。
まずは顔を洗って・・・
「えっと、歯ブラシは?」
「これ使いなさい。」
「これは・・・」
「私が使ってたやつだけど、そろそろ捨てようと思ってたの。使い終わったら、そこのゴミ箱に捨てといて。」
「う、うん」
使い古された歯ブラシ・・・
なんか、食べカスみたいなのが挟まってるし、毛の根元の方はちょっと黒くなってる・・・
ボクは吐き気を催した。
でもボクはその歯ブラシで歯を磨いた。
106:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/29 23:13:54.31 0
部屋に戻って、ボクはさっそく
「じゃあ、匂い嗅がせて」と言った。
「ちょっと待って。」
壺美さんは、ボクをにらんで言った。
「匂いを嗅ぐのはいいけど、絶対に唾とか鼻水とかつけないでね! つけたらぶっ殺すよ!
あと、髪の毛以外には絶対さわるなよ!」
「う、うん。分かった。」
ボクがうなずくと、彼女は椅子に座って、
「じゃあ、どうぞ」と言った。
ボクは自分の鼻を彼女の髪に押し付けて、息を吸った。
いい匂いだ。
ボクは彼女の髪を舐めたい衝動に駆られた。
唾つけるなって言ってたけど、ちょっとぐらいだったらバレないよねw
そう思って、ボクは髪に鼻を押し当てながら、舌を出した。
鼻で感じるいい匂い、そして顔の皮膚に彼女の髪が触れる刺激、そして舌で感じる味・・・
とても幸せだった。
ボクは彼女の髪を少し咥えて、その匂いと味を堪能した。
107:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/30 18:43:25.93 O
早く続き書けよ
108:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/30 19:12:42.09 0
合婚キング
109:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/30 19:17:11.57 0
「じゃあ、そろそろ終りね!」
壺美さんはそう言って、立ちあがった。
彼女は自分の髪を触って、何かに気付いたらしく、ボクをにらんだ。
「ねえ、なんか髪の毛が濡れてるんだけど。」
「えっ?」
ボクは恐怖で固まってしまった。
「舐めたでしょ?」
「えっ、いや・・・あの・・・」
「私の大事な髪の毛に、汚い唾つけやがって!!!」
壺美さんはボクの顔をひっぱたいて、さらにボクを押し倒した。
そして、ボクの上にのって、ボクの体を床に押し付けながら、
顔に向かってプッと唾を吐いた。
それでも彼女の気はすまなかったようで、何度も唾を吐きかけてきた。
ボクは唾で前が見えなくなった。
「なによ! なによ! なによ! 私と莉辺香は血統が違うって! そんなの知らないわよ!!!」
コーン! ゴホ!ゴホ!
今度はボクの耳元で咳をした!
ボクはびっくりして、自分の鼓動が速くなるのを感じた。
目の前が白く飛んでいく・・・壺美さんの唾のせいだけではない。
そして、壺美さんは、さらにボクの顔に唾をかける。
ブーッ。プッ。プッ。
110:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/30 19:55:56.32 0
なんだか頭がボーッとしてきた。
「帰って!!!」
壺美さんが異常に高い声で叫んだ。
「早く帰って!」
ボクは遠くなりかけていた意識を取り戻して立ちあがった。
「早く出て行って!!」
壺美さんが怖い顔でボクをにらんでいる。
ボクは壺美さんの家を出た。
手で自分の顔をちょっと触って、その手を見てみると、白い唾がべっとりついていた。
「私と莉辺香は血統が違う」・・・壺美さんはそう言っていた。
たしかに血統は重要だ。
人間は天使と不倫なる血縁関係を結んでしまったから、
神の善の血統を繁殖することができずに、サタンの悪の血統を繁殖するようになってしまった。
それが堕落だ。
莉辺香ちゃんは祝福二世として、原罪を清算した立場で産まれてきた。
壺美さんは、両親が祝福を受ける前に産まれた子どもだから、原罪がある。
そういう意味では確かに、莉辺香ちゃんと壺美さんは血統が違う。
でも、だからと言って壺美さんを不当に差別するのはおかしい。
そう言えば、二世が恋愛の自由を認められず、祝福を受けることを強要されるのも、血統の問題がからんでる・・・
111:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/30 20:25:16.72 0
お父様も血統の問題は何度も強調しておられるし、血統が重要であることは間違いない。
しかし、だからと言って、二世が恋愛や結婚の自由を制限されたり、信仰二世が不当な差別を受けたりするのはおかしい。
・・・幹部の腐敗と何か関係あるのだろうか?
腐敗した幹部が血統の重要性を自分たちの都合の良いように利用しているとか?
それはそうと、壺美さん、ずいぶん怒ってたなぁ(´・ω・`;)
やっぱり、髪の毛舐めたのはまずかったか。
もう会ってくれないかな。
いやだ、また会いたい。
もう会えないなんていやだ。
髪の毛をクンカクンカさせてもらうのは、もう無理かもしれないけど・・・
そうだ、また、「足の裏、舐めさせて下さい」って言えば・・・きっと・・・
112:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/30 23:10:16.60 O
エロ小説が読めると聞いて屯で来ました
113:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/30 23:30:06.62 O
POOPくん
114:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/31 00:28:06.70 0
エロ小説の途中ですが・・・
zoomeが今日で終了ですね(´・ω・`)
URLリンク(zoome.jp)
↑まだ見てない人は、今日中に見てね。
エロ小説の続きは、もうちょっと待ってねw
115:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/31 10:04:50.79 O
待てねーよカス! 早く続き書いて下さい
116:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/31 12:58:55.20 0
壺売りクン 原理クン 純潔クン 勝共クン
117:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/31 14:03:29.89 0
<大邱世界陸上>ボルト・ロブレス・イシンバエワ…大会パンフレット表紙の呪い?
中央日報日本語版 8月31日(水)11時44分配信
大邱(テグ)世界陸上選手権大会デイリープログラム。表紙を飾った選手が約束でもしたかのようにメダルを逃し、話題になっている。
◇「デイリープログラムの呪い」が話題だ。大会組織委メディア部は大会中、毎日、競技日程と出場選手を紹介するデイリープログラム(写真)を出している。
ところが開幕日の27日にデイリープログラム冊子の表紙を飾った男子棒高跳び優勝候補スティーブン・フッカー(オーストラリア)が5メートル50センチを3回連続で失敗し、失格となった。
28日には表示モデルのウサイン・ボルト(ジャマイカ)が男子100メートル決勝でフライング失格となった。
そして29日に表紙に登場した男子110メートルハードルの優勝候補ダイロン・ロブレス(キューバ)は決勝で真っ先に決勝ラインに入りながらも、劉翔(中国)の進路を妨害したとして金メダルをはく奪された。
30日の表紙モデルとなったイシンバエワ(ロシア)も女子棒高跳びでノーメダルに終わった。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
118:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/31 15:26:03.04 0
3週間後、ボクはまた壺美さんに会いに行った。
そろそろ、怒りも収まってるだろう。
ピンポ~ン。
ガチャッ。
壺美さんは、ドアを少しだけ開けて、すき間からボクを見た。
「何しにきたの?」
低い声で彼女は言った。
えらい不機嫌そうだ。
まだ怒ってたのか・・・
「あっ、あの・・・また足の裏、舐めさせて下さ・・・い」
「はあ? あんた私の髪の毛に汚い唾つけたくせに、よくそんなことが言えるわね。」
「ご、ご、ご、ごめんなさい・・・あ・・あ・・・」
「・・・いいわ、じゃあ、蕩減条件を立てさせてあげる。」
ちょww蕩減条件ってwwwww
「あんたの顔に私のおしっこかけさせなさい。」
「えっ?」
「あんた私の髪の毛に汚い唾つけたんだから、今度は私があんたの顔におしっこかけるのよ。」
壺美さんは低い声でそう言うと、冷たい目でボクを見下ろしている。
「嫌なら別にいいのよ」と言わんばかりだ。
これを断ったら、もう壺美さんには会えない。
「わ・・・わかった。」
ボクは震える声でそう言った。
119:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/31 15:52:33.99 0
「じゃあ、こっちに来て。」
壺美さんはボクを浴室に連れてきた。
「そこに仰向けに寝なさい。」
壺美さんはスカートとパンツを脱いで、ボクの顔をまたいだ。
あ、このままだとボクの服までおしっこで濡れちゃう・・・
服脱いだ方がいいよな・・・
そう思ったボクは壺美さんに声をかけようとした。
「あっ、あの・・・壺m」
その時、壺美さんの体から黄色い液体がジャーッと出てきた。
ゴホッゴホッ!
ボクは思わず咳きこんだ。
壺美さんのおしっこが、ボクの口の中に入った。目にも入った。鼻にも入った。
息が苦しい。
ゴホッゴホッ!
やっとおしっこが止まった。
壺美さんは、ボクが来ている服を引っ張ったかと思うと、その服の端でおしっこをふき取った。
そして、パンツとスカートをはいて、黙ってどこかに行ってしまった。
ボクは髪の毛も服もおしっこまみれになって、泣きそうになっていた。
120:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/31 18:52:22.60 0
おっと、誤字を発見した。
>>119 の下から3行目
×ボクが来ている服
↓
○ボクが着ている服
「弘法も筆の誤り」だな( ´_ゝ`)
121:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/31 19:19:07.63 0
しばらくして、壺美さんが戻ってきた。
そして、ボクに雑巾を投げ付けてこう言った。
「それで顔と体、拭きなさい。」
ボクはその雑巾で、おしっこまみれになった顔や体を拭いた。
拭いてもおしっこのにおいはとれなくて、ボクは泣きそうだったけど、
それでも笑顔で壺美さんにこう言った。
「じゃあ、壺美さんの足、舐めさせて!」
「はあ? あんたバカ? おしっこのにおいプンプンさせたまま、私の足舐める気?」
「えっ?」
「今日はさっさと帰って、お風呂に入ってよく洗いなさい。それで、明日以降来たら、足舐めさせてあげるわ。」
「そ、そんなぁ・・・」
ボクは仕方なく、帰ろうとした。
すると壺美さんがまた怒鳴った。
「ちょっと! まだ濡れてるわよ! ちゃんと拭いてから帰って! うちの家汚さないでよね!」
「・・・はい。」
体を拭き終わって、雑巾を壺美さんに返そうとすると、またまた怒鳴られた。
「ちょっと! それは返さなくていいの! あげるから持って帰って! ほら、これに入れて持って帰りなさい。」
・・・スーパーのレジ袋を渡された。
「・・・ぅい。」
ボクはそのレジ袋に雑巾を入れて、持って帰った。
122:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/31 20:17:42.65 0
次の日、ボクはまた壺美さんに会いに行った。
玄関先で、壺美さんはニヤニヤとボクを見下ろしながら、こう言った。
「あら、カルトくん。何しに来たの?」
「あっ、あの・・・足舐めさせて下さい。」
「いいわよ。」
壺美さんの足は、相変わらずキツいにおいがしたが、今のボクにはそれが心地良く感じられた。
ボクは貪るようにして、壺美さんの足を舐めた。
その後も、ボクはちょくちょく壺美さんの家に行って、足を舐めさせてもらった。
ある日、ボクは壺美さんの足を舐めながら、こう訊いてみた。
「あの・・・壺美さん。ボクと祝福受けてくれませんか?」
「えっ?」
壺美さんは、ちょっと驚いた顔でボクを見下ろしていた。
だけど、すぐにツンとすました顔になって、こう言った。
「バカ。調子乗ってんじゃないわよ!」
でも、壺美さん、なんだかうれしそうだ。
それに、ちょっと顔が赤くなってるような気がする・・・
おしまい☆
123:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/31 20:18:35.42 0
賢者モードになったら、こっちも見てね(*^_^*)
URLリンク(park5.wakwak.com)
URLリンク(www.nicovideo.jp)
あと、zoomeは今日で終了だからね~
124:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/31 20:39:29.54 O
終わるなよカス!続編お願いします。
125:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/08/31 21:04:19.08 0
>>124
東映に言え
126:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/08/31 21:13:54.80 0
放射線健康くん!
127:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/09/01 13:43:46.13 0
さて、本題の、カルトくんのマルチメディア展開についてなんだが・・・
何か意見のある人はどんどん言ってくれ(・ω・)ノ
128:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/09/01 20:04:21.79 0
日本鬼子みたいな感じにすればいいんじゃない?
129:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/09/05 20:02:27.16 O
>>127
そんなのどうでもいいから続き書け
130:好雄兄 ◆e.MY6XgnM2GE
11/09/05 22:47:29.72 0
>>128
そうだな、オレもそれが良いと思う。
>>129
いったい、何を期待してるんだ?
34歳童貞のオレにあまり無茶させんでくれ(´д`;)
131:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
11/09/05 23:30:36.99 O
>>130 心の友よ