11/08/03 23:26:05.67 0
東日本大震災に伴う電力不足を受け、日本企業向けのデータセンター(DC)を韓国で補完するサービスが相次いでいる。
ソフトバンクテレコム(SBT)が韓国の通信最大手「kt」と合弁会社を設立しバックアップ用サービスを提供するほか、
ポータルサイト運営「ライブドア」も今月からグループ会社の韓国NHNの子会社と提携し、新サービスに取り組む。
日本の電力不足は長期化の様相をみせており、韓国へのデータ“避難”の動きは今後も加速しそうだ。
SBTなどによると、韓国の産業向け電気料金は日本の約半額の1キロワット時0.06ドル(約4.6円)程度。
地震が発生する確率も日本と比べ250分の1という試算もあり、日本での災害時のデータ保管用として、韓国のDC需要が増しているという。
SBTは10月にktとの合弁会社「ktSB(仮称)」を設立、同月中に新会社によるDCを韓国・釜山に設ける予定。
ktがソウルに持つ別のDCを用いたサービスは7月に開始しており、釜山のサービスは11月をめどに開始する予定だ。
一方、ライブドアはNHNの子会社「NHNビジネスプラットフォーム」が韓国で運営しているDCを利用する。ライブドアは
国内のDC事業で5000社の顧客を抱えており、バックアップ用としての提案を進める。
また、NHNが韓国オンラインゲーム市場でシェアトップを誇る「ハンゲーム」を展開していることから、「日本企業に対して、
韓国を含めアジア向けのウェブサービス事業などの進出拠点としてもらうことも勧めていく」(広報)としている。
日本国内にあるDCは7割近くが首都圏に集中し、震災後に西日本などに分散する動きが加速した。しかし、
「西日本もすでに(DCが)足りない」(ソフトバンク幹部)ため、今後は国外への設置も増えそうだ。
URLリンク(www.sankeibiz.jp)