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シキボウは3日、山本香料(大阪市中央区)と共同で、
糞(ふん)便臭を良い香りに変える消臭加工繊維「デオマジック」を開発、
来年春にも発売すると発表した。
悪臭を別の香りで覆う従来手法ではなく、悪臭を香料に混ぜ合わせ、
さらに良い香りに変化させる発想から生まれた新繊維で、
高齢者のおむつカバー用繊維などとして売り込む。
新繊維は、何十種類の香料をブレンドして作る香水が、
あえて糞便臭のような不快に感じられる成分を少量含ませ、
それらによって香りをマイルドにさせていることをヒントにした。
両社は糞便臭を加えて香料のにおいがさらに良くなる調合の研究を進め、
1年間かけて「草原のようなさわやかな香り」(山本香料の山本芳邦社長)を開発。
その香料をマイクロカプセルに詰め込んで繊維に付着させた。
新繊維は10回程度洗濯すれば消臭効果が小さくなるため、
同じ成分の香料スプレーの商品化も目指す。
新製品では「糞便臭がほとんど感じられない程度」(シキボウの辻本裕開発技術部次長)まで消臭でき、
シキボウで介護や病院、ペット用の繊維など「糞便臭が気になる用途」への展開を目指す。
価格は一般の繊維より約2割高くなる見通し。
初年度1億円、発売3年目に3億円の売り上げを目標にしている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)