11/07/21 10:00:24.06 0
☆韓国、インドネシアに潜水艦輸出へ☆
インドネシアは10億8000万ドル(約851億円)規模の潜水艦導入事業を進めているが、その優先交渉
対象として大宇造船海洋を事実上選定し、現在は最終的な国内調整を残すだけの段階にあることが、
20日に分かった。
韓国政府のある高官はこの日「インドネシア国民協議会のキエマス議長は20日朝、金滉植(キム・ファンシク)
首相との会談で、この内容を伝えてきたと聞いている」「まだ一部の手続きは残っているが、特別な問題がないかぎり、
契約に至るだろう」と述べた。
契約が成就すれば、大宇造船海洋は韓国海軍の主力潜水艦である209級(1200トン級)3隻を輸出することになる。
防衛関連の単一輸出としては過去最高額で、4億ドル(約315億円)規模といわれるT50
超音速訓練機のインドネシア向け輸出の2倍以上の額となる。これは昨年の韓国の
防衛関連輸出総額である11億9000万ドル(約9385億円)に匹敵する額だ。
大宇造船海洋はこれまで、受注に向けて潜水艦大国のドイツ、フランス、ロシアと競争を繰り広げ、
先月フランス企業と共に最終候補に残った。
韓国政府関係者は「インドネシアだけでなくマレーシアやタイなど、他の東南アジア諸国も潜水艦導入計画を
進めているため、今回の輸出が実現すれば、東南アジア市場の拠点を確保できることになる」と述べた。
輸出される予定の潜水艦3隻のうち、2隻は韓国国内で、残り1隻は主要部品をインドネシアに運び、
現地で組み立てられる予定だという。韓国政府関係者は「209級潜水艦は本来ドイツ製だが、
これまで国産化が進められてきたため、韓国国内の雇用創出や関連企業の業績向上にも大きく貢献するだろう」とも語った。
インドネシアの国会議長に当たるキエマス議長は、スカルノプトゥリ元大統領の夫だ。一行は19日、
巨済島の玉浦にある大宇造船海洋本社を訪問し、船舶の製造現場を視察した。
チョ・ベッコン記者
▽ソース:朝鮮日報日本語版
URLリンク(www.chosunonline.com)