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容疑者に睡眠薬入り茶提供 岐阜中署看守ら薬事法違反疑い
2011年07月13日00:15
県警監察課は12日、岐阜中署の留置管理に携わる警察官十数人が、暴れるなどした勾留中の容疑者ら
に対して睡眠導入剤入りのお茶を提供していたと発表した。容疑者らに説明せず飲ませており、県警は、
薬事法違反や特別公務員暴行陵虐容疑も視野に経緯を調べ、全容解明を進めるとしている。 同課によると、1
月下旬から3月下旬と、5月上旬から下旬にかけ、同署の20~30代の警察官計十数人が、勾留中の
容疑者ら計7人に対して睡眠導入剤を溶かしたお茶を出していた。
容疑者らはいずれも普段から不眠を訴え、医師に睡眠導入剤を処方されていたが、処方量を超えた
睡眠導入剤を要求し夜間に暴れるなどしたため、静かにさせようとお茶に溶かして提供していたという。
5リットルのやかんに睡眠導入剤を最大で3錠溶かし、200ミリリットルのコップに入れて出していた。
お茶に溶かした睡眠導入剤は、過去に勾留した容疑者らに対して処方されていたもので、本来は容疑者
移管後に廃棄処分すべきものだった。5月31日、勾留中の容疑者が睡眠導入剤を大量に摂取し自殺未遂
を起こしたことをきっかけに、同署の薬の管理状況を調べた結果、事案が発覚。その時点で、残っていた薬
は約2300点だったという。
同課は、同署の留置管理課長や幹部は事実を知らなかったと説明。「組織的な指示などは今のところ確認
していない」としている。立件に向けては今後、検察庁や厚労省に相談するとしている。
相川哲也警務部長は「留置業務の基本を逸脱した行為で遺憾であり、事案の全容解明に努めたい。調査
結果を踏まえ厳正に対処したい」とコメントした。
岐阜新聞
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