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韓国の教育科学技術部は5日、サイバー大学の競争力強化を目的として、
10億ウォン（約8000万円）の予算を投じて、差別化した学科の新設や韓流コンテンツの開発などを支援すると発表した。
その一環として、韓国福祉サイバー大学に「独島学科」が新設されることが明らかになった。韓国の複数メディアが伝えた。
韓国のサイバー大学ではインターネットを利用して大学の講義を受講、必要な単位を取得すると
正規の大学卒業学位をもらえる。韓国福祉サイバー大学は3月1に開講した大学で、
初年度から新入生の入学率が100％に達している。
教育科学技術が推進するサイバー大学の競争力強化事業に選定された韓国福祉サイバー大学の
「独島学科」は2012年から新入生を募集する。同大学のチェ・ウォンソク総長は、
竹島（韓国名：独島）に関する議論は、全国民が関心をもつ領土主権であり「政治、経済、
社会、文化、地理環境、歴史学的な観点から組織的・体系的に研究し、教育するための
学問的基盤の構築が必要」だとし、「独島学科」を新設したとその目的を述べた。
チェ総長はさらに、「独島学科」をサイバー大学の代表的な特性化学科に育成し、領土主権に
関する国民教育指導者および非政府組織の実務人材を持続的に養成する考えを示した。
民間における領土保全活動を支援することによって、市民らの民間団体への参加を激励する
専門機構としての機能を果たしたいとの抱負を語った。
韓国福祉サイバー大学の「独島学科」のほかにも、慶煕サイバー大学に「韓国語・韓国文化
コンテンツ学科」が、国際デジタル大学には「健康帰農学科」などが新設されるという。（
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