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松本復興相が震災復興に関して「知恵を出さないやつは助けない」などと
発言した責任を取って辞任したことで、菅首相の任命責任が厳しく問われそうだ。
6月2日に退陣表明しながら、いまだ時期を明確にしない首相に対し、
風当たりは一段と強まりそうだ。
民主党の鳩山前首相は5日午前、東京都内で記者団に対し、「一番重要な
ポストの復興相がこういう形で辞めるとなれば、任命責任も厳しく追及される」と述べた。
その上で鳩山氏は「本気で復興に当たるためには本気の内閣を作らなければダメだ」と、
首相の早期退陣を改めて求めた。
自民党の逢沢一郎国会対策委員長は国会内で記者団に対し、「首相が肝いりで人選し、
白羽の矢を立てた松本氏が常軌を逸した言動を繰り返したのはどういうことなのか。
国民の疑問に答えてもらわないといけない」と語った。
自民党など野党は松本氏の後任の人選を踏まえ、6日に再開される国会審議で
この問題を追及する構えで、逢沢氏は参院で首相に対する問責決議案を提出する可能性について、
「党内、野党間で調整する」と述べた。
首相はなお続投に強い意欲を崩しておらず、
枝野官房長官は5日午前の記者会見で、「復興に向け、スピード感を持って
やらなければならない行政課題が目の前にある。その責任から逃れることは無責任だ」
と強調した。だが、与野党内からは「退陣表明した首相が人事を行ったツケが回った」
との指摘も出ている。
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