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あこがれの“キャサリン”に抜てき！
幼いころからの夢がかないました
声優、歌手、タレントとして活躍し、今注目を集めている平野綾さんが舞台「嵐が丘」に出演。ヒロイン・キャ
サリンを演じます。「子どものころ、ミュージカルをやりたくて劇団に入りました。中学生のときに“嵐が丘”
の原作を読み、“キャサリンのような役を演じてみたい”と思っていたので、夢がかない、すごくうれしいです！
」
今年で芸能生活14年目を迎える平野さんは、舞台へのあこがれがとても強かったよう。「学業との両立で舞台
に立つタイミングが合わなかったり、オーディションを受けても落ちてしまったり。お芝居が好きだけど童顔の
せいか、いただく役は年下ばかりということも…。もっと幅広くお芝居をしたかったのにできませんでした」。
悔しい思いをしていたときに出会ったのが、“声優”という仕事。「声優は表情や動作をキャラクターがカバー
してくれます。コンプレックスに感じる部分を全部払しょくでき、一番自分をいかせると気付きました。性別、
時代をも超えた役をいただき、心の底から芝居が楽しいと感じました」。これまでに培った演技力に、今回の初
舞台でも活躍が期待される中、今は不安でいっぱいの様子。「ミュージカルと声優は全然違うものとして考えな
ければ。声優はマイクを使い、アニメーションに合わせながらお芝居をします。舞台は対“人”。初めてづくし
なので、周りの方を観察して、分からないことはたくさん人に聞いていこうと思っています」
職業柄、のどのケアは人並み以上。ケア方法を聞いてみたところ、「加湿器３個と空気清浄機３個、それに携
帯加湿器も持っています（笑）。ミストで潤すことが一番回復しやすいです。あと、コラーゲン！ ネギいっぱ
いの豚しゃぶを食べると、次の日声がよく出るんですよ」。
PROFILE
1987年10月８日生まれ、愛知県出身。子役を経て、2001年声優デビュー。「涼宮ハルヒの憂鬱」の涼宮ハルヒ役
でブレーク。50作を超えるアニメ作品に出演。声優・歌手活動だけでなく、最近はバラエティー番組にも出演す
るなど活動の幅を広げている
撮影／崎元栄一郎、取材・文／野田三紀子（シティ編集部）ヘアメイク／清水恵美子 スタイリスト／大島み
ずな
:URLﾘﾝｸ(www.citywave.com)
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