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高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で原子炉容器内に炉内中継装置が落下したトラブルをめぐり、
日本原子力研究開発機構が23日午後に行う予定の引き抜き作業は、機器類の調整などに手間取り、
夜以降にずれ込んだ。同日中に作業が始まり順調に進めば、翌24日午前には回収を終える見通し。
同装置は直径46センチ、長さ12メートルの円筒状の構造物で、重さは3・3トン。昨年8月、
燃料交換を終えて炉内から搬出する際、つり下げている途中で落下した。その後、2回にわたって
回収を試みたが、衝撃で装置の継ぎ目が変形していて上ぶたの穴に引っ掛かって抜けないため、
「スリーブ」と呼ばれる上ぶたの一部と一体で引き抜く。
原子力機構は23日夕、引き抜きの準備作業を一時中断。再開は早くて午後8時以降になるもようだ。
装置に付着している冷却材のナトリウムが空気と触れないようにするため、炉上部に設置した
耐熱性の化学繊維製のじゃばら式容器を少しずつ伸ばしながら、1分間に約6センチずつ引き上げる。
原子力機構は作業を終えるのに8、9時間かかるとしている。
そーす 福井新聞
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