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子どもは親の背中を見て育つと言われるが、良いところだけでなく、
悪いところも影響を与えてしまう可能性があるから子育ては難しい。
それでも1つ言えるのは、子どもに常識を躾けるのは親の役目。
周囲に迷惑をかける行動をして、「血は争えぬ」と陰口を
叩かれないように気をつけてもらいたいものだ。
先日、ニュージーランドで話題を呼んだのは15歳の息子とその両親。
息子が飲酒運転で警察に捕まったのをきっかけに、両親も次々と
同じ罪で捕まったという、とんでもない一家なのだ。
ニュージーランド地方紙オタゴ・デイリータイムズなどによると、きっかけとなった
事件は6月11日未明、南島の街ティマルを走る高速道路上で発生。
日付が変わった直後の午前0時15分ごろ、警察は15歳の少年が運転する車を止めて
アルコール検査を行ったところ、呼気1リットル当たり529マイクログラムという数値を
検出し、少年は飲酒運転の罪で逮捕された。
ニュージーランドでは現在15歳から自動車免許が取得できるため、
この点は彼に問題はない。ただし同国では事故率の高さなどが
問題となり、今年8月1日からは免許取得は16歳以上に引き上げられるそうだ。
ところが飲酒は18歳以上と決められているため、彼の場合は飲んでいる時点で違法。
つまり少年は許されていない飲酒をした上、そのまま運転行為を行った二重の罪を
犯していた。彼はそのまま警察へ連行され、事の顛末は母親にも連絡。
これを聞いた母親は、すぐに息子を引き取りに行こうと
警察へと向かったのだが、この母親もまた失態を犯してしまう。
午前2時過ぎ、車に乗って一般道を走行していたところで、こちらも警察官に止められた母親。
アルコール検査を受けると、母親の呼気から776マイクログラムの数値が検出された。
ニュージーランドでは「400マイクログラムまで(※20歳以上)」とする飲酒運転の基準が
決められており、母親が出した数字はこの制限の約2倍近いもの。息子を迎えに
行ったはずだった母親もまた、息子と同じく逮捕されてしまった。
そしてこの事態を知らされた父親が、今度は2人を迎えに行くために警察へ。
ところがこの父親も失態を重ね、家族で「2度あることは3度ある」をやってしまう。
午前3時頃、やはり車で迎えに出た父親は、母親とは別の地点で警察官に遭遇し止められた。
そこでアルコール検査をすると、父親の呼気からも559マイクログラムという基準を上回る数字。
結局父親も逮捕されてしまい、息子を保護するはずだった両親も、息子と同じく警察のお世話になるハメになった。
まさに「血は争えぬ」と言われてもおかしくない事態を作ってしまったこの家族。
ちょっとした運転操作の誤りで、本人はもちろん周囲にも重大な結果を
招きかねないだけに、自分たちの反省も含めて、この両親には息子と
一緒に考えを改める機会をしっかり持ってもらいたいところだ。
ソース(ナリナリドットコム):
URLリンク(www.narinari.com)