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埼玉県越谷市などは東京電力福島第一原子力発電所の事故などで避難生活を送る人たちに
エアコンを無償で提供することを決めました。
越谷市では、福島第一原発の事故を受けて福島県内から避難してきた人など８６世帯およそ
２３０人が公営住宅やアパートなどで暮らしています。こうした人たちを支援しようと、
越谷市と地元の社会福祉協議会は、希望者を対象にエアコンを１世帯当たり１台、無償で
提供することを決め、１５日から希望の聞き取り調査を始めました。エアコンの購入費用には
社会福祉協議会が積み立てている基金が充てられ、越谷市では、必要な台数を確保したうえで、
来月からエアコンの取り付けを始めることにしています。越谷市危機管理課の風間秀治さんは
「避難してきた人たちが何を必要としているかアンケート調査をしたところ、エアコンの
希望が多かった。越谷の夏は暑いので、少しでもよい環境で過ごしてもらえれば」と話しています。
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