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亀田家ちゃんこ炊き出し!被災者温めた
ボクシングの亀田3兄弟と父・史郎氏(45)が12日、東日本大震災の被災地である宮城県多賀城市を慰問し、炊き出しを行った。
一家は、約400人の避難者が暮らす多賀城市文化センターを訪れ、史郎氏特製の塩ちゃんこをふるまった。
かねてチャリティー活動に取り組んできた長男・興毅(24)は、初めて現地入りして被災者と交流を深め、改めて復興への思いを強くした。
◇ ◇
午前10時、東京から仙台に到着した亀田一家は、多賀城市文化センターに直行した。
まずは調理場を設営し、史郎氏が特製塩ちゃんこの仕込みに取りかかる。
秘伝のダシをとり、約1時間じっくりと煮込んだ。正午過ぎ、大鍋2つに600人分の“亀父特製塩ちゃんこ”が出来上がった。
亀田家秘伝のちゃんこに胸をふくらませる被災者たちは、午前11時半からテントの前に長蛇の列をつくった。
史郎氏がちゃんこを作る様子を笑顔で遠巻きに見守った。この日は平日だったため、年配者と幼い子どもが多かったが、
3兄弟が登場すると、大きな拍手が湧き起こった。
今回の慰問は、東京・葛飾区の後援会関係者を通じて亀田家が依頼。ちゃんこ鍋などの調理器具も、すべて東京から持ち込んだ。
この日、被災者に振る舞ったのは、ちゃんこ、たこ焼き、米飯、スイカ、菓子のグミ、梅干し、飲料水がそれぞれ1000人分。
中でもちゃんこは大好評で、おかわりをする人が続出した。
ボクシングでは公の場に姿を見せない史郎氏だが、この日は作業着に安全靴を履き大奮闘。
仕込みから配膳までを全てこなした。「困った時はお互いさま。俺にはこれぐらいしか出来ないから…。
亀田家のちゃんこを食べて、少しでも温かくなればええ。元気が出ればうれしい」と話した。
3兄弟はちゃんこの配給役を務め、被災者とじかに触れ合った。サイン攻めにあった興毅は
「改めて現地の惨状を知った。俺らに出来ることは何でもしたい。今日は逆に『頑張って』と声をかけられて感動した。勇気をもらった」
と話し、大毅も「俺に出来ることなら何でもする」と続けた。
(2011年5月13日)
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炊き出しでご飯を振る舞う亀田興毅(左)=宮城県・多賀城市の多賀城市文化センター(撮影・会津智海)
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