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イオン九州（福岡市）は９日、社内規定に違反し、
取引先から契約を超える「仕入れ割戻金」を受領していたなどとして、
４０代の男性社員を懲戒解雇処分にしたと発表した。
処分は４月２９日付。
独占禁止法違反（優越的地位の乱用）の恐れがあるとして公正取引委員会に報告した。
イオン九州は、商品納入業者が取引高に応じて一定金額を同社に支払う仕入れ割戻金制度を導入している。
男性社員は今年２月の決算時、２社から契約より高額の計３００万円を受領していた。
うち１社には、ゴルフやパチンコ代など約３０万円も要求していたという。
４月１９日、業者がイオン九州に「金銭を要求をされ困っている」と相談して発覚した。
イオン九州は調査委員会を設置、詳細を調べている。
社員は一部を除き事実を認めている。
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