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参院予算委員会は18日、菅直人首相が出席して集中審議を行った。菅首相は、批判が殺到している
福島第1原発事故への対応について、「しっかりとやっている」と自画自賛。さらに、
原発事故を想定した昨年秋の防災訓練の中身を忘れていたことを暴露されながらも、
「私が細かいところまで承知していない」と開き直ったのだ。
いったい、菅首相はどれほど、ずぶとい神経をしているのか。
自民党の脇雅史参院国対委員長は集中審議で「国民の7、8割が首相にリーダーシップがないと言っている。なぜか?」と質問した。
毎日新聞の最新世論調査では、78%が菅首相は指導力を「発揮していない」と答えている。これらを念頭に置いての質問だ。
しかし、菅首相から返ってきたのは自慢話のオンパレード。
「事実をぜひ、国民のみなさまにもみていただきたい。震災後、2つの本部を作った。自衛隊に指示して、自衛隊はすぐ現地入りした。
初動が遅れたという指摘は当たらない。十分な対処ができている」
原発事故についても「原子力災害対策特別措置法に基づいて、内閣として、しっかりしたことができている。全力を挙げてやっている」
と胸を張ったのだ。
ただ、あぜんとするようなボロも発覚した。
脇氏が、菅首相を本部長として、昨年10月に行われた「原子力総合防災訓練」について、「どういう想定で行われたか覚えているか?」
と質問したところ、菅首相は「いろいろな事態を想定したはず…」などと、明確に答えられなかった。
これに対し、脇氏は「非常用冷却装置と複数の設備故障により、放射性物質が放出されたときを想定だった」と指摘。
まさに今回の原発事故と同様のケースであり、脇氏は「本当に記憶はないのか?」と詰め寄った。
菅首相は自身の不覚をわびることもせず、「私が細かいところまですべてを知っているかと言われれば、承知していない」と開き直り、
「東海村の臨界事故や、チェルノブイリなどは、私なりに知見を持っている」と話題をそらした。
どうして、ここまで厚顔無恥になれるのか。
脇氏は「真摯に反省せずに言い訳をする。国民は見透かしている。国民に頭を下げるべきだ」と厳しく指摘した。
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