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「こんなものに1000万キロ・ワットも電力使っているなんて」―。
10日の都知事選で4選を果たした石原知事の発言で、「無駄に近い電力」と、やり玉に挙げられた
パチンコ業界と飲料業界は11日、「数字の意味が分からない」「我々の努力も知ってもらいたい」
などと戸惑いつつ、対策を練り始めた。
石原知事は10日夜の記者会見で、パチンコ店と自動販売機の電力消費の合計を
「福島原発の電力供給とほぼ同じ」として、「パチンコやる人も我慢なさい。自販機は無くても生きていける」
と呼びかけた。11日の記者会見でも、自販機とパチンコ店の電力消費を「外国に例を見ない状況」と繰り返し、
名指しで浪費と批判した。
これに対し、業界関係者たちは「数字が独り歩きしている」「何を根拠にした数字なのか」と首をひねる。
だが、261万票という圧倒的な支持を得て当選しただけに、無視するわけにもいかず、業界として
正しく理解してもらうための対策を検討し始めた。
日本遊技関連事業協会(中央区)によると、パチンコ店で最も電力消費が大きいのは空調で、東京電力管内の
約4000店舗の真夏の消費電力は、ピーク時でも約84万キロ・ワットと推計され、
「おそらく夏場の全電力供給の1・5%程度」と話す。
震災後、業界はネオンや屋外電飾広告の自粛、営業時間短縮といった対策を呼びかけ、実施している店舗も多いが、
11日も関連団体が集まって今後の対応について協議。
「正確な消費電力を把握し、我々の努力を社会に知らせたい」という。
また自販機メーカーの団体も困惑を隠さない。全国清涼飲料工業会(同)によると、東電管内の自販機は
約85万台で、これまでも夏場の電力需要ピーク時に冷却運転を
止めるなどの対策をしているという。
ソース:YOMIURI ONLINE
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