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経済産業省原子力安全・保安院は29日、福島第1原発の敷地内からプルトニウムが検出されたことについて
「燃料に一定の損傷があって本来の閉じ込め機能が壊れていることを示しており、非常に憂える事態だ」との見解を示した。
保安院は、東電が土壌を採取した21~22日の段階で、既に燃料が損傷していた可能性があると指摘。
一方、今回検出された濃度は、過去の核実験に伴い国内で観測されたレベルと同程度で、
健康に影響を与えるものではないとしている。
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