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毎年、春恒例の「花開くコリア・アニメーション」が、2011年の今年も東京・大阪・名古屋の
三大都市で始まる!これは、韓国のインディーズ・アニメーションを紹介するミニ映画祭、
公式サイトでは、過去に上映されたアニメ動画が公開されている。
「花開くコリア・アニメーション」では、韓国のインディーズ・アニメ専門映画祭
「インディ・アニフェスト」に応募された作品の中から、最新の優秀作を一挙に30本を紹介する。
CGから伝統技法、ストップモーションまで幅広い技法、また社会問題からコメディー、
心理劇までさまざまなテーマに挑戦した、韓国作家たちの多彩な作品世界を観ることができる。
東京、大阪、名古屋の各会場ではそれぞれ趣向を凝らした企画も用意されている。
東京会場では、「インディ・アニフェスト2010」一般部門優秀賞を受賞した上映作『Eating』の
チャン・スンウク監督を招き、世界的に注目を集める若手アニメーション作家の一人、
水江未来氏とのトークを開催する。日韓のインディーズ・アニメーション事情、
創作の源泉といった話しが聞ける、貴重なひと時となりそうだ、。
東京・名古屋会場では、韓国内で自主制作から大手配給会社によって劇場公開を実現した話題の長編
『ロマンはない』も上映する。名古屋上映では、共同監督を務めたホン・ウンジ、スギョン両氏も来日し、
企画から劇場公開にいたるまでの過程を語ってくれる。
大阪会場では、日本でも公開されながら長らく「幻の作品」といわれてきた、韓国初の長編劇場用
アニメ『少年勇者ギルドン』(1967年)を上映いたします。韓国アニメーションの父といわれる、
同作のシン・ドンホン監督を招き、韓国アニメーション草創期の貴重なお話を聞く。
『少年勇者ギルドン』は、ナビコンの2倍シリーズ「快刀ホン・ギルドン」主人公の、あの、
“ホン・ギルドン”のアニメ。ホン・ギルドンについては、こちらで詳しく紹介。
1967年に制作された韓国初の劇場版長編アニメーションで、韓国ではオリジナルフィルムが消失していて
幻の作品といわれていたもの。
最近、日本に残ってた吹き替え版の16mmフィルムをアニメーション評論家で、インディ・アニフェストの
プログラマーでもあるキム・ジュニャン氏が発見し、日本語版をベースに韓国語版が新たに復元され
韓国内で2008年から復活上映している。
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