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退避指示、屋内退避指示が出されている範囲 福島第1原発から北西に約20キロ離れた
福島県浪江町内の放射線量が、一般の人の年間被ばく限度の2233~2890倍に当たる1時間当たり
255~330マイクロシーベルトに達していることが、文部科学省の調査で分かった。浪江町内には介護施設などに
避難できない住民が多数いるとの情報もあり、文科省は「問題がある数値で官邸に報告した」と説明した。
文科省によると一般の人の年間被ばく限度は1000マイクロシーベルト、同町内の数値は屋外にいると3時間前後で
限度に近付くことになる。屋内でも車内に近い数値が計測されることも予想され、文科省は16日から
「測定者の健康に被害が出ない範囲で計測を続ける」としているが、
住民の健康被害については「枝野幸男官房長官からコメントするなと指示があった」と説明している。
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