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次期首相の有力候補者だった民主党の前原誠司氏が外相を辞任した。
小沢一郎氏の政治資金問題では、小沢氏に厳しい立場を取るなど、クリーンな印象を
打ち出してきた前原氏。一転して、自らが“政治とカネ”に関する問題で、国政を
混乱させる立場に。だが前原氏をめぐっては、
在日外国人からの献金問題以外にも、巨額脱税事件の関係企業などからの資金提供や
北朝鮮への渡航など、不可解な事象がちらつく。
■入閣後も受領
辞任の引き金になった在日外国人からの献金受領。
献金していたのは焼き肉店を経営する、京都市山科区の在日外国人の女性(72)
だった。国会でこの問題を指摘した自民党の西田昌司参院議員の事務所によると、
焼き肉店には、前原氏と事務所で撮影したツーショット写真が誇らしげに
飾られていたという。
政治資金収支報告書によると、前原氏の関係政治団体「まえはら誠司後援会連合会」
は平成17~20年の間に計4回、この女性から各5万円の個人献金を受けていた。
前原氏によると、報告書が未公表の22年にも5万円の献金を
受けたといい、献金受領は入閣後も続いていた。
政治資金規正法では、外国人から政治献金を受けることを禁じている。
政治が外国からの影響を受けるのを防ぐための措置だ。
女性は、前原氏が中学時代からの知り合いで、「違法とは知らなかった」としている。
前原氏も「献金を受けていたことは知らなかった」と故意性を否定している。しかし、
日本の外交の責任者としての立場も考えれば、「知らなかった」では済まされない。
■よど号犯と写真
前原氏と北朝鮮との不可解な関係を指摘する声も出ている。
前原氏は野党時代の11年6月、国会の会期中であるにもかかわらず、北朝鮮に工場を
展開していた地元・京都市の織物会社経営者の誘いで訪朝していた。
その際、平壌市内のホテルで、昭和45年に日航機「よど号」
を乗っ取って北朝鮮に渡った実行犯のうちの4人と写真撮影していたことが、
自民党の稲田朋美衆院議員の国会での指摘で発覚している。
前原氏は「玄関でばったり会った」「偶然だった」と釈明。
ここでも「故意性」を否定した。
だが、前原氏には安倍晋三政権時代に北朝鮮の核開発に関連して
国会で「拉致問題にこだわり過ぎている」と北への重油支援を訴えた過去もある。
「北訪問」と「北寄りの質問」。その政治姿勢に、
拉致被害者家族からは不満の声も出ていた。
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