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東京地裁の開廷表をめくっていて、あるページで度肝を抜かれた。
強制わいせつ事件の被告人の欄に「A」としか書かれていないのだ。
係員に理由を尋ねたが、「ここでは分からない」とのこと。私は法廷に急いだ。
誰しも気になる事件なのだろう。開廷前なのに、
十数人もの列ができていた。予定時刻ギリギリになって、ドアが開いた。「被告人A」
は、すでに座っている。傍聴席に背中を向けているため表情が読み取れないが、非常に
若い印象を受けた。
裁判官が入廷して、判決文を読み上げた。
「被告人を懲役1年6月以上、3年6月以下に処する」
実刑だった。
「今から理由を言います。被告人は少年なので、分かりやすく解説します」
被告人Aの正体は、18歳の「少年A」だった。
通常、未成年者は地裁で裁かれないが、「重大な犯罪」
と検察官が認めた場合、家庭裁判所から逆送される。
少年法に配慮して名前を隠し、傍聴席から顔が見えないようにしていたのだ。
少年Aは、昨年9月6日午前0時ごろ、東京都江戸川区内の駐車場に、6歳の女児を
連れ込んだ。嫌がって泣いている女児を裸にして、
わいせつな行為を繰り返した。アルバイトがうまく行かず、
母親の監視が厳しくてストレスがたまっていたのが原因だという。
「君のやったことは言語道断です。女の子が成長して、
心の傷を背負ったらどうするのか。少年だからといって言い訳にはならない」
と断罪する裁判官。少年Aは過去に2回もわいせつ行為で逮捕され、
少年院から出所したわずか2カ月後に今回の事件を起こした。呆れた変態っぷりだ。
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