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５５歳の大阪市職員が「大人のおもちゃ」を万引し、大阪府警曽根崎署に窃盗容疑で書類送検
されたことが１６日、分かった。優秀な仕事ぶりで知られたベテランだけに周囲は驚いている。
大阪市によると、万引をしたのは同市ゆとりとみどり振興局の男性課長代理。
１月１４日午後６時１５分ごろ市庁舎を出た後、午後８時１５分ごろ、
帰宅途中にある同市北区の書店に入店。アダルトグッズ１点をかばんに入れ、盗んだという。
店を出ようとしたところ、防犯センサーが反応してブザーが鳴ったため店員に見つかり、課長代理は万引を認めた。
店は警察に通報。課長代理は、現場に急行した曽根崎署員とともに午後９時ごろ、同署に行き、
１５日未明まで取り調べを受け、妻に身柄を引き取られ帰宅。同日早朝、上司に電話で事態を報告したという。
同日、市が事情を聴くと「日ごろのストレスがたまり魔が差してやってしまった」と説明。
市では近く懲戒処分にする。市の指針では窃盗事件を起こした場合、原則免職か停職になる。
市によると課長代理は７４年、職員に採用。現在は同局の緑化推進部に属し、公園管理などを担当していた。
市関係者は「仕事ぶりも優秀かつ積極的で、経験豊富。多くの職員は今回の件に驚いている」と証言。
市によると、市健康福祉局の事務職員（２５）も、スーパーで食料品などを万引したとして昨年１１月に
窃盗容疑で府警に逮捕され、課長代理と同じ今月１５日に送検されたという。万引不祥事が連発した格好だ。
ソース：nikkansports.com ［2011年2月17日7時46分 紙面から］
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