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中国軍が、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々と領有権をめぐって対立する
南シナ海で、他国が実効支配する離島に上陸し、奪取する作戦計画を内部で立てていることがわかった。
管轄する広州軍区関係者が明らかにした。現時点で実行に移す可能性は低いが、策定には、圧倒的な
軍事力を誇示することで外交交渉を優位に運ぶ狙いがあるとみられる。
作戦計画は空爆による防衛力の排除と最新鋭の大型揚陸艦を使った上陸が柱で、すでにこれに沿った
大規模軍事演習を始めている。中国は南シナ海を「核心的利益」と位置づけて権益確保の動きを
活発化しており、ASEAN諸国や米国が懸念を深めるのは必至だ。中国は沖縄県の尖閣諸島をめぐっても
領有権を主張しており、尖閣問題での強硬姿勢につながる可能性もある。
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