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性早熟症は普通の子どもよりも発育が早く訪れる病気。中国ではその性早熟症を患う子どもが
ここ数年急激に増えており、専門家らが警鐘を鳴らしている。
夏休みの期間中に毎日100人の児童を診察しているが、1990年に約30例だったものが、1998年には300例に、
2004年には1,000例を超え、ここ数年は毎年2,000例超に。これは診察した児童の約30%にあたり、
男女比は4:6と、女の子に多く確認されているそうだ。
一般的に性早熟症は5~8歳の子どもに集中しているが、そのシグナルとしては8~9歳の子どもに
確認される濃密な体毛、女の子だけに見られるものとして乳房の発育、月経などがある。
また、性早熟症を患う子どもは身長が伸びにくく、同院の医者の話では子どもの心理状態に
悪影響を与えることも少なくないという。普通の子どもよりも早く第二次性徴が訪れるために、
同年代の子どもたちとの“違い”から精神的に卑屈になったり、ほかの子どもとの付き合い方に
問題が生じるたりするほか、生理的にほかの子どもよりも早熟であることが影響して性行為を早めたり、
それが結果として低年齢での妊娠を招くことも。
そうした性早熟症の予防や、患者の心理状態に悪影響を与えないために、同紙が挙げたポイントは大きく3つ。
まず、子どもは高タンパク質の食品や油を多く使ったファストフード、ローヤルゼリーなどの栄養食品を控え、
肉と野菜のバランスの良い食事をとらせること。そして化粧品などの美容関連製品を子どもに近づけないこと、
性的に刺激の強い映画やテレビ、書籍などから遠ざけることなどを推奨している。
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