10/12/21 04:36:36 0
江戸時代の日本はオーラルセックス、同性愛、不倫、性具に
春画など、現在をしのぐタブーなき性愛を謳歌していた。
だが、将軍家や大奥、大名家となれば“性の礼儀作法”がことのほか厳しい。
『閨の御慎みの事』は、姫がどのように性生活を過ごすべきかを説いた“セックスの
教科書”だ。島津家の姫が紀伊家に嫁いだ際、
そっと乳母が手渡したとも、紀伊大納言斎順(なりゆき)
の姫君が大奥へ輿入れする時に大家老が奉じたものともいわれている。
大人たちは、姫に寝室での心構えや夫婦和合の精神論を説いていく。
「御色気の薄いのは情けがなく、情けがなければ夫婦の仲睦まじくいきませぬ。
これでは御家の滅亡となってしまいますぞ」
御色気は性欲と解してよい。これが薄ければ、
世継ぎを懐妊するという、武家の妻の最大の使命が果たせない。
だが、奔放に色気を全開させてしまうのも考えものだ。
「色気は乱れやすく、行ないに礼を失してしまうと心得なさいませ。
殿御より先にその気になったとしても、芸妓のように自分から進んで
関係をせがんではなりませぬ」
殿御は笑い絵(春画)を見たり、姫の下半身に手を差し
入れてきたりとアプローチしてくる。そんな時こそ慎みを忘れてはいけない。
「必ず恥じらいながら静かに床へ入り、殿御の胸に顔をうずめて恥ずかしく忍ぶのです。
いかに快感が押し寄せ、耐えられなくなっても淫らなことを口走ったり、自ら
口吸い(ディープキス)をしたり、絶頂の声を出してはいけません」
URLリンク(www.zakzak.co.jp)