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ブラジル人の男らとともに土浦市の住宅に押し入り現金などを奪ったとして、
強盗傷害などの罪に問われている男の裁判員裁判で水戸地方裁判所は
「強盗グループに資産家の情報を提供し一連の強盗事件に密接に
関係していて責任は重い」として懲役８年を言い渡しました。
群馬県大泉町の解体工、菊地三郎被告（３７）は去年９月、
ブラジル人強盗グループの男６人と共謀して土浦市の住宅に侵入し、
この家に住む当時４２歳の男性に暴行し、現金や腕時計などを奪うなど、
同様の手口であわせて４件の強盗を行ったとして強盗傷害などの罪に問われています。
裁判員裁判は１６日から開かれていて、菊地被告は起訴された内容を認めていました。
判決で水戸地方裁判所の根本渉裁判長は
「強盗グループは深夜に住宅に侵入しバールなどで脅し、暴行を加えるなど粗暴な犯行グループだ。
ロープや目出し帽などを準備し、見張り役や実行役を決めるなど組織的で計画的だ」と指摘しました。
その上で「菊地被告は強盗の実行には加わっておらず指示する立場にもなかったが、
強盗グループに資産家の情報を提供したり、住宅まで案内したりしていて多額の分け前を得るなど
一連の強盗事件に密接に関係していて責任は重い」として菊地被告に対して懲役８年を言い渡しました。
ソース：NHK茨城県のニュース 11月19日 20時02分
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