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◇3人殺傷の男に無期懲役求刑
同居していた男女3人を包丁で刺して2人を殺害し、1人にけがをさせた罪に問われている男の
裁判員裁判が、さいたま地方裁判所で開かれ、検察は「凶暴で残忍な犯行だ」などとして無期懲役を
求刑しました。これに対し、弁護士は「当時、被告はアルコールの影響による症状があり、
責任能力はなかった」と主張しました。
吉川市の無職、清水精二被告(66)は、去年5月、吉川市の自宅の敷地で、友人どうしで
同居していた男女3人を包丁で刺して、いずれも当時67歳の女性と65歳の男性の2人を殺害し、
もう1人の男性にも10日間のけがをさせたとして、殺人と傷害の罪に問われています。
裁判で清水被告は「やっていません」と述べて、起訴の内容を否認しています。
18日にさいたま地方裁判所で開かれた裁判員裁判で、検察は「被告は同居している女性が
自分の頼んだ身の回りの用事をやらなかったことに腹を立てて包丁で刺して殺害した。
さらに男性2人を次々に刺しており、短絡的な犯行で非常に凶暴で残忍だ」と指摘し、無期懲役を
求刑しました。
これに対し、弁護士は「当時、被告はアルコールの影響による症状があり、十分な判断が
できない状態だった。責任能力はなく、罪に問えない」と主張しました。裁判は18日ですべての
審理が終わり、2日間の評議のあと、今月22日に判決が言い渡される予定です。
ソース:URLリンク(www3.nhk.or.jp)