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安中市に本店がある「群馬県信用組合」で47歳の元支店長の男が、顧客の口座から、
あわせて2000万円あまりを不正に引き出して着服していたことが分かりました。
群馬県信用組合によりますと着服をしていたのは、群馬県信用組合の47歳の元支店長の男です。
組合によりますと、この元職員は下仁田町内の支店の支店長などを務めていた去年1月から
ことし4月にかけて顧客が口座から預金を引き出す際、実際の金額よりも多く引き出すなどの
手口で、3つの口座からあわせて2080万円を着服したということです。
元職員は組合に対し、「パチンコをはじめ遊ぶ金などのために借金があり返済に困ってやった」
などと話し、着服した金は全額返済したということです。
組合は告訴はしない方針ですが、元職員はことし5月に依願退職して退職金を受け取っているため、
退職金の相当額を損害賠償として求める訴えを前橋地方裁判所高崎支部に起こしたということです。
またこの元職員は、3年ほど前から就業規則に違反して、取引先や知人から金を借りたり、
正式な手続きを経ないで顧客に融資をしていたことも分かり、組合は理事長ら
常勤役員7人の役員報酬を最大で10%、1か月間の減給処分としました。
群馬県信用組合の松井誠理事長は「多大なご心配とご迷惑をかけ、心より深くお詫びします。
今後は再発防止に務め、信頼回復に全力をあげる所存です」というコメントを出しました。
ソース:NHK群馬県のニュース 10月22日 19時31分
URLリンク(www.nhk.or.jp)