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妻らの精神疾患を装い、国から障害年金をだまし取ろうとしたとして、警視庁は5日、千葉県
松戸市千駄堀、元日本年金機構准職員・山根誠一容疑者(41)を詐欺未遂と有印私文書偽造・
同行使の疑いで逮捕した。
発表によると、山根容疑者は今年3~4月、30歳代の妻と40歳代の知人女性が精神疾患を
患っているように偽造した年金請求書や診断書を都内の年金事務所に提出し、国から障害厚生年金
計1450万円をだまし取ろうとした疑い。同機構の審査で、診断書に不審な点が見つかり偽造で
あることが発覚したという。調べに対し、山根容疑者は大筋で容疑を認めているという。
山根容疑者は今年1月、最長3年の雇用契約で同機構に准職員として採用され、障害厚生年金の
新規審査などを担当していたが、事件発覚後の9月1日付で懲戒解雇された。
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