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葛城市新庄クリーンセンター:時間外手当問題 職員を懲戒免職 /奈良
◇市長や幹部も処分
葛城市の市新庄クリーンセンターに務めていた男性職員(39)に長時間の時間外勤務手当が
支給された問題で、市は28日、この男性職員を懲戒免職処分にした。また、10月1日付で
山下和弥市長を減給2カ月(10分の1)、杉岡富美雄副市長を減給4カ月(同)とするなど
幹部計5人の処分も決めた。08年に問題が発覚して以来、市議会百条委員会などで
真相解明が進められたが、市は今回の処分で決着させたい考えだ。【山本和良】
28日の市議会全員協議会で山下市長が明らかにした。他に当時の幹部職員3人を、
減給6カ月(10分の1)▽減給2カ月(20分の1)▽戒告とした。
市長と副市長の処分については、30日の市議会に条例改正案を提案する。
男性職員は06、07年度、計3020時間分の時間外勤務手当を受け取っていたことが発覚。
市は09年1月、市クリーンセンター運営改善委員会(委員長、杉岡副市長)を設置し、
出勤時間や勤務状況などについて検証。中抜けやタイムカードの代押しなど、
職務に専念したとは判断できないと結論づけた。報告書では、564時間分は勤務実態がないと推定した。
今年7月には市懲罰審査委員会を開催。
(1)塗装業者の依頼を受けて、ペイント缶を焼却処分(2)タイムカードの代押し(3)中抜け(4)職場内のトラブルについて、
「犯罪に該当する行為も存在し、市の信用を著しく傷つけ、
職員全体の信用を失墜させた」などとして、懲戒免職処分に該当すると山下市長に答申した。
山下市長は「答申の通り処分した」と話している。一方、男性職員は
「処分内容は納得できない。弁護士と相談して対応したい」と話している。
ソース:毎日新聞 2010年9月29日 地方版
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