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尖閣諸島の日本の領海内で、中国の漁船の船長が逮捕されて以降、中国では日本人学校の建物に
パチンコ玉のようなものが撃ち込まれたり、日本総領事館の壁にビール瓶が投げつけられたり、
するなど、事件に反発した嫌がらせと見られる動きが出ており、北京の日本大使館で、警戒を強めています。
天津の日本人学校によりますと、１２日の夜、何者かが学校の前に車で乗りつけパチンコ玉のような
鉄のかたまりを撃ち込み、警備員室の窓ガラスが割れる被害が出ました。
さらに学校の塀には、黄色いペンキで「中国の国民は、侵犯を許さない」と中国語で書かれた落書きも
見つかったということです。
また中国南部の広州の日本総領事館によりますと船長が逮捕された翌日の今月９日、総領事館の壁に
男がビール瓶を投げつけ、警備にあたっていた武装警察官に拘束されました。
天津、広州ともに、けが人はありませんでしたが、北京の日本大使館は、中国の漁船の船長が逮捕された
ことに、反発した者による嫌がらせの可能性があると見て、現地の警察に警備を強化するよう要請するなど、
警戒を強めています。
ソース：NHKニュース
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