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宿泊したホテルに言いがかりをつけ、見舞金などをだまし取ったとして、沼津署は８日、詐欺の疑いで静岡市駿河区
大和、北朝鮮国籍で無職、尹（イン）祥弘容疑者（４５）を逮捕した。同署によると、尹容疑者は容疑を認めている。
調べでは、尹容疑者は昨年４月１２日夜、宿泊していた沼津市上土町の沼津東急ホテルに「注文したおにぎりに異物が
入っていた」と言いがかりをつけ、「謝罪だけでは納得できない」などと言ってホテルに見舞金５万円を支払わせた疑い。
このほか、２日分の宿泊代金約８万６千円も免除させたという。
尹容疑者は同１１～１５日まで宿泊していたが、当初から「部屋に異物が落ちていて足に刺さった」などと何度も苦情を
寄せ、不審に思ったホテルから同署へ相談があり発覚した。
同署によると、尹容疑者は１１日分の宿泊代金は支払ったが、異物が入っていたとして１３、１４日分を無料にさせ、
１２日分は支払っていない。
見舞金が支払われた１２日夜以降のクレームはなくなったという。
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