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政府は、地域ごとに時期をずらして5日間の連休を設定する「休暇の分散化案」の
導入を検討していますが、これについて観光庁などが調査したところ、68%の人が
「メリットは特にない」と感じていることがわかりました。
政府は、大型連休に観光地に集中する旅行客を分散させ、家族で旅行しやすい
環境をつくろうと、春と秋に全国を5つの地域に分けて、時期をずらして5日間の
連休を設定する「休暇の分散化」の案をまとめ、導入を目指しています。
これについて、観光庁と経済産業省は、ことし6月から先月にかけて
インターネットで登録した全国の3000人余りを対象にアンケート調査を行いました。
休暇の分散化で何がメリットと感じられるか聞いたところ、
「メリットは特にない」と答えた人が68%を占めて最も多くなりました。
一方で、「混雑が緩和され、旅行がしやすくなる」という答えは14%、
「費用が安くなり、旅行がしやすくなる」は7%などとなりました。
また、デメリットについては、「休日の異なる地域に住む家族や友人に会えなくなる」が27%、
「休日の異なる取引先との連絡が難しくなり、企業の活動などに支障が生じる」が24%などとなっています。
この結果について、観光庁は「厳しい意見が多かったと受け止めているが、
国の試算では、旅行者が増えて1兆円の需要創出が期待できることなどの
説明を続け、早ければ再来年の導入を目指したい」と話しています。
ソース(NHKニュース):
URLリンク(www.nhk.or.jp)