07/11/20 19:47:53
「いらっしゃいませ」
人形遊びが国民的流行となった現代、人形を扱う店は次から次へという興亡を見せた。
私が今店長をまかされている店、『ニチャン人形店』ここも明日には・・・という経営状況だ。
「こんにちは」
私が多少なりと好意を抱くその青年 -- お店の常連 -- が言って、軽く会釈した。
手にしている自作と思しき人形ケースを少し持ち上げ、
「あの、娘の・・・その、腕にヒビが入っちゃったんですよ」
「あー・・・」
自分のことのように落胆のため息が出る。
「で、特注で作ったやつだから、どうしようかなと思って」
「確か、ワンオフでしたよね」
頷く青年。
「見せていただけますか?」
ケースを丁寧に受け取る。そこにいたのは五年前に作られた特注のドール -- 腕にある、無残な裂け目。
「変色はなくなったんですけど、皆が言ってるみたいに、やっぱり・・・耐久度、落ちてるんですかね」
「そうですね・・・材質は今も改良を続けているんですが、こればかりは・・・」
彼を見やる。ドールに注がれたその視線は自分の娘を慈しんでいるようで。
突如として、頭にある想いが浮かんだ。
------この子が、私たちの子で、彼が、私の・・・。
そのほろ苦く甘い考えを払うように、眼を何度か強く瞬かせた。
「目、大丈夫ですか?」
「あ、いえ、何でもないんです」
店を閉め、家路につく。
(お嬢さんの腕、はやく治るといいなぁ・・・)
十一月の夜風が頬に当たる。
(家に帰ったらドールたちの世話もしてやらなくちゃ)
ふと青年の微笑が思い起こされた。周りはとても冷たいのに、顔が少しほころんだような気がする。
132:一レス読みきり超短編
07/11/20 20:02:32
sage忘れましたorz すみません。
改行が多すぎて投稿できないとのことなので、
読みにくくて申し訳ありませんが、上の短編も含め、セリフと地の文の間の改行は削りました。
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帰宅して手を洗うと、いつものようにドールに挨拶するために自分の部屋に直行する。
と、上司からメールが届いた。
「・・・え?」
誰もやりたがらなかったプロジェクト、その責任者が俺に決まりかけているらしい。
「ったく、なんで俺がそんな損な役回りさせられんだよ」
ドールを隠している戸棚を少しばかり勢いよく開く。そこには娘・さやの姿があった。
さやは口を尖らせ、
「びっくりしたなぁ。突然開けないでよ」
「すまん」
「・・・ノックくらい、してよね」
腕組みをしてプンプンと怒る。そんな顔もかわいい。
「・・・なんかいけない事でもしてたの?」
「パ、パパのヘンタイ!」
「俺なんかヘンタイな事言ったか?」
真っ赤になるさや。
「な、な・・・! なんでもないっ、兎に角、戸を開けるときはノックすること!」
「はいはい」
このドールを自作して魂を吹き込んでからはや半年。
完全無欠ではないけれど、彼女は俺の大切な娘だ。
俺の言葉を受け取ってくれる。言葉を投げかけてくれる。
それでいいと思う。
133:一レス読みきり超短編
07/11/20 20:40:21
「『私、ドールです。何か質問ある?』と・・・間違いはないよね。ぽちっ!」
腕に力を込めて、えいっ、と書き込みボタンを押す。これでスレが立ったよ。
今日もご主人様がいないのを見計らって某巨大掲示板をサーフィング。
いろいろ書き込んでみると、実に多種多様な反応があるのが楽しいんだ。
身長27cmという小さな体だけれど、がんばってキーボードとマウスの間を往復すると運動にもなる。
しばらくしてから更新ボタンを押してみた。流れの遅い板だけど、返事があるかも。
「おっ、お返事だぁ・・・えっと、・・・・!」
あたしの顔、真っ赤かな??
「『ご主人様と寝てますか?』だって・・・」
頭をブンブンと振る。これには他意はない、他意はないんだっ!
「うーん、どうやってレスしようかなぁ」
人差し指で頬をぐりぐりとしながら考える。これはあたしの thinking time 儀式なんだ。
「んー・・・『パーツが取れたりしたらこまるので、寝るときは』」
一息つく。ちょっと疲れちゃった。
「『ご主人様の作ってくださった、特製の箱の中で眠らせてもらってます』と」
キーボード前にぺたりと座り込む。
はっ。いつの間にかうたた寝をしてしまったのかな??
急いでマウスに向き直り、更新ボタンを押しにかかる。
「えいっ」
(!!!)
もう三つもレスがあった。これはレスをつけていくのが大変だよ・・・
「>>4さんは『クソスレ立てるな!』・・・・・・。
>>5さんは『どんなパンツをつけて寝ていますか。ハァハァ』・・・・・。(いちご・・・)お、教えないもんね。
>>6さんは『私、あなたのオーナーです。何か質問ある?』・・・ほう」
どんなお返事をしようか考えながら、一生懸命キーボードを押してゆく。
えい、えい。
私、ドールです。今日もがんばります。
134:一レス読みきり超短編
07/11/20 21:02:51
昨晩ドールと大喧嘩した。新しい服が欲しい、新しいハウスだ、パーツを増やせ -- 難題をふっかけるものだから、
ついにキレた俺はどなりたててしまったのだ。向こうは納得したようだが、お互いフテ寝となった。
今はその翌朝。
「おはよう、ゆみ」
「・・・・・」
毎朝そうしているように彼女専用のカップに紅茶を入れ、目の前に差し出す。
「ゆみ。昨日はどなって悪かった」
視線を合わせてくれないゆみ。
「俺だって高給取りじゃない。それはわかってくれるよね」
「・・・」
「でも、ゆみの誕生日には・・・あと二ヶ月ちょっとだろ? 必ず、あのドレス買ったげるから」
ゆみが一年以上欲しいと言い続けているドレス。実は生活費の余りが偶然出来たときに買ってあるのだが、
甘やかさないために隠しているのだ。
「・・・・」
「ゆみ、俺を見て」
子供のように -- 彼女は13歳という設定だが -- 口をへの字に曲げて、床をにらむ。
「・・・・・」
「ゆみ」
「・・・・・」
「これだけは覚えてて。俺はゆみが大好きなんだ」
無言のまま目を閉じるドール。わかってくれたのだろうか? わかろうとしているのだろうか?
それとも、やはり・・・この世に二人といない一人娘、もっと甘やかしてみるべきなのか?
最近は色々と細かなアクセサリーを買い、単価は安いものの・・・塵も積もればなんとやら。
やはり常日頃から何かを与えるというのが間違っていたのかもしれない。
だが思う・・・彼女がいたからこそ、その笑顔があるからこそ、今の俺があるのだと。
仕事の準備をする間じゅう、二人は一切何も言わなかった。
無言で部屋を出ようとした時。娘が小さな声で、
「私も、パパが大好き」
振り返ると、目頭を拳で拭うゆみの姿があった。
135:店番1
08/01/08 09:27:55
登場人形:SD
傾向:小ネタ
「楽じゃないのよねー、この商売も」
フ、とマニキュア……代わりにアクリル画材を塗った指先に吐息を吹きかけ、
ワンオフモデルの彼女が言う。陶磁器のように白い肌。
淡く儚げな金糸の髪。双眸は希少なグラスアイが使用され、
新緑を映し出す湖面の深みを思わせる緑だ。
何よりも小さく整った鼻とふっくらとしたラインの頬に少女らしさが滲み出ていて、
私には少し、羨ましい。
「ワンオフはーまだマシだと思うけどー。
アタシたちみたいな限定になるとさァ、可愛ければ可愛いで競争率当社比ウン倍、
可愛くなけりゃもうクソミソでー」
「アンタ、生産数少なかったみたいだしねえ」
可愛らしい猫の耳を付けた少女がこぼれ落ちそうな瞳で言えば、
ワンオフの彼女も苦笑して頷いてる。
「買えなかった人のねー。悲しそーな顔見ると、
なーんか悪いことしたなーって気分になるしー」
そうなのだ。最初から一体限りのワンオフモデルはともかく、
限定ドールの人気は高すぎても複雑、という思いを拭えない。
欲しいと望んでくれる人の所に貰われていく。
それが私たちの喜びでもあるのだし。
136:店番2
08/01/08 09:30:15
「もうすぐアフターかあ。早く来ないかなーと思う半面、
ここともサヨナラかと思えばちょっと複雑」
ぶん、と音を立てて尻尾を振り、身軽な仕草で立ち上がる少女を見て、
私は目を細めて微笑んだ。短い期間とはいえ親しくした彼女たちが
去っていくのは寂しいが、彼女ならどこへ貰われていっても可愛がって貰えるだろう。
「……アフターに備えて、もう休んだ方がいいわ。貴方もよ。
お披露目の日が近いのだし」
私が少女達にそう声をかければ、彼女たちは素直に頷いて寝床へと赴く。
静かに寝息を立てる彼女たちを見守っていると、いつの間にか傍らに立つ影があった。
「君も寝ちゃえば?」
少し戯けた声。同じくらい軽い調子で、私は肩を竦めてみせる。
「もう少しだけね。…もうすぐ、彼女たちは出て行ってしまうのだから」
冗談めかしたつもりだったけれど、少し声が掠れただろうか。
去っていく彼女たちが愛おしい。私の妹たち。けれど心の片隅で、微かに思う。
彼女たちが羨ましい、と。
慎重に隠したつもりのその言葉に、気付かれたのか。
少し目を細めた「彼」が独特の笑みを浮かべて言った。
「そりゃ君もだろ。いつお迎えが来るかわからんよー?」
「私はまだ当分はここにいるわ。…もう少し鼻が小さかったら良かったかしら?
面長よりも丸顔の方が、女の子らしかったかもしれないし」
なんてね、と。
戯けたつもりの強がりも、たぶん、見抜かれている。
「彼」は無理に慰めたりはせず、ヒヒヒ、と口元を歪めて笑うだけだ。
「そう? だったら俺も寂しくなくて助かるけど」
「お互い、店番の時期が長くなりつつあるわね。私の方が先輩だけれど」
「まあね。さて、俺はもう寝ようかな」
言いながら背を向けて、自分のねぐらへと戻っていく。
数歩歩いて振り返った「彼」は、独特の丸みを帯びた指先をこちらへ向けながら、
戯けた様子で首を傾ける。
137:店番3
08/01/08 11:16:38
「まあ、君が貰われていく時は、この俺が見送ってやるから安心しなよ。
お互い一般受けする造形じゃあなかったようだが、
いずれ君の良さを分かってくれる人がこの店にも来るさ」
おやすみ、先輩。
緑がかった肌の、いつも店の棚に眠る彼。他の兄弟姉妹が忙しく去っていく中、
ただその背を見送って。
微笑む形のまま動かぬ唇で、空洞の胸に焦りと寂しさを沈めたまま。
私たちが美しさを保っていられる時期は、そう長くない。
この化粧が色褪せてしまわぬうちに。肌の白さが衰えぬうちに。
妹たちを送り出しながらそう焦り続けてきた身には、彼の言葉は嬉しいけれど。
「……おやすみなさい」
貴方にも、良い出会いがありますように。
それでも、そう願わずにはいられない。私の可愛い妹や弟が、
この店から無事巣立っていけるようにと。
その姿を、私が見送ってやれるように、と。
138:もしもし、わたし名無しよ
08/01/13 16:54:21
お金が貯まったら君を迎えに行くからね…
139:ビスケの行く末を見守る会:1
08/01/16 04:20:33
登場人形:ブライス(ビスケ、モッド、天使)
傾向:ショート
備考:元ネタはブラスレ934。ビスケが新スレを立ててくれたので
「やっちまった……ッ!」
ピンク色の髪と、同じ色のドレス。その両方を振り乱して、彼女は叫んだ。
「イチゴと同じ髪色で前髪ありならいいしょ!と思ってたのにしでかした……!
メイク!?メイクっすか!?それともこのドレスが悪いンすかね!?
教えておじいさーん!」
「いや……たぶん、両方」
おうおうと声を上げて泣きじゃくるピンクの塊を見て、
モッドモーリーが気の毒そうな声で言う。
ブラスレ始まって以来ではないか、と思える程の、住人一致の不人気。
ついたあだ名はブスケ。これはあんまりだ、と他のブライスたちも思う。
「まあ……落ち着きなよ。
最近は前みたいに店頭に出る間もなく売れていく、って状況じゃないからさ。
少しぐらい長く残ってたからって、どうってことないよ……」
「そ、そうですよ。考えようによっては良いことですよ?
転売の対象にならず、その……貴方のことを本当に好きな人が
買ってくれるんですから!」
何とか慰めの言葉を捻り出すモッドに続いて、横の天使コスチュームのブライスも
ポン!と手を叩いて言ってみる。
しかし返ってきたのは恨めしそうな視線と、低い低い絶望的な声だった。
「鬱袋」
「……」
「って言われてるワケよ。
アタシの入ってた福袋は鬱袋だって言われてるわけよ!
しかも売れ残ってるもんだから沢山入ってるワケよ当然!
あっちこっちにいるわよ、欲しくなかったのに手にしちゃった人が!」
140:ビスケの行く末を見守る会:2
08/01/16 04:22:32
「いや、いやいや。あれはほら……別にビスケが入ってなくても、値段的に」
「そうですとも! 貴女のせいだけではありませんよ!」
「同じ派手色髪なのにペタルやモッドは好きっていう人も多いのに……!
アタシだけ……!どうしたらいいと思う!?
ずっとこのまま売れ残るのやだよぅ!」
来年の鬱袋にも突っ込まれていたらどうしよう!
そう言ってわあああと泣き崩れている彼女を見ると、何とも気の毒なのだが。
しかし、慰める言葉が見つからない。
沈黙する二人の仲間はアテにできぬと思ったのだろうか。
泣き崩れていたビスケはむくりと立ち上がり、フラフラとPCの前へと向かった。
「もういいわよ、もういいわよ。いつでも買えるブライス!としてキャラ立てるから!
ずっとずっと居残ってブラ者たちの間に忘れがたい伝説を残してやるわよ!
ええい、ついでに次スレも立ててやる!
次スレが終わっても店に残ってるアタシの勇姿を見るがいいわ!」
「頑張るのですよ……。来年の福袋にも入っていたら、
確かに伝説になれるかもしれませんし……」
「うん……。ある意味、店の主って感じで貫禄あっていいと思うよ……」
泣き笑いのままキーボードを叩くビスケの後ろ姿をそっと見守り、
他の二人も涙を拭う。
来年の福袋に、彼女は投入されるのか。
そのピンクの姿が店頭から消える日は来るのだろうか……。
141:もしもし、わたし名無しよ
08/01/28 15:49:07
店番さん、>>139さん乙です。楽しく読ませていただきました。
142:もしもし、わたし名無しよ
08/01/28 18:02:46
居眠りから覚めて、突っ伏していた机の上で目をゆっくり開ける。
と、向こうの箪笥の上に置いてある二人のドールが会話していた。
一人の名前は、ちはる。俺の娘だ。もう一人はゆきえといって、知人の女性に預かっているドール。
視線で悟られてはいけないので、再び目を閉じて二人の会話に耳をすますことにした。
ゆきえ「ねえねぇ、ちはるちゃんのお父様は、どんな人?」
ちはる「うんとね、やさしいんだけれど、最近はね、お洋服買ってくれないの」
ゆきえ「えー。そういや、この前からずっと同じお洋服だよね、ちはるちゃん」
ちはる「うん・・・」
ゆきえ「他にお洋服、ないの?」
ちはる「あるんだけど、面倒くさいとか言って、着せ替えしてくれないんだぁ」
ゆきえ「ちはるちゃん、かわいそぉ」
ちはる「うん・・・」
ゆきえ「じゃあね、私が」 ゴソゴソ 「これ、あげるねっ」
ちはる「髪飾りだぁ。くれるの??」
ゆきえ「うんうん、お友達だもん!」
ちはる「ほんとに?」
ゆきえ「うんっっ!」
ちはる「やったぁ」
ゆきえ「早速つけてみてよ」
ちはる「うん・・・・・・よいっと」
ゆきえ「うわぁ、かわいい、ちはるちゃん! かわいい、ね、鏡見て」 ガサゴソ
ちはる「似合ってる・・・かな?」
ゆきえ「うんうん、似合ってるよ」
俺がもっとよく聴こうと顔を少し動かし、薄目を開けた刹那、二人のドールがこちらを見、
一瞬でその動きが固まる。 ・・・いや、動いていたのか? そもそも会話をしていたのだろうか?
しまったと思い目を即座に瞑ると、ドールが同時にため息をつくのが聞こえてきた。
ゆきえ「あぶなかったね、ちはるちゃん」
143:142のつづき
08/01/28 20:32:33
俺はガタッと音をたてて机から飛び起き、箪笥のほうにずいずいと歩み寄る。
ドールに動きは、ない。当然といえば当然である。これが夢でないならば。
自分の頬をつねり、次いで太ももの薄皮を思いっきりつねる。
悪夢から覚めようとするときにやるように、意識を集中させる。
が、ドールの顔は何事もなかったかのように、こちらを向いて微笑みを湛えるばかり。
これは夢ではない。それだけは確かだ。恐らく。もしくは先ほどの光景は夢の続きで、
今白昼夢から覚めたばかりということも考えられる。だが俺はそういう体質じゃないはず。
ドールが動くという超常現象は映画や漫画の世界ではいくらでもある。
それに今は2008年。このサイズで二人で会話するドールは市販されていない。
「ちはる」
家族が家にいないときにそうするように、語りかけてみる。
「ちはるは、喋れるんだよね」
(「うん」)
そう頭の中に返事が返ってくる気がした。だがこれも、いつもの脳内会話に過ぎない。
ところで先ほど見たとき・・・彼女達は、動いて会話をしていただろうか。
そう、確かに体全体を動かし、しかも表情豊かにキャッキャと言っていたではないか。
窓の外に目をやると、今年初めての雪が舞い降りてくるのが見える。
今夜も冷えるだろう。そう思い、ちはるを暖かい洋服に着替えさせてやることにした。
(あれ、そういや)
ゆきえを預かる前も、家に二人のドールを置いた後も・・・・・
誰もちはるの頭に髪飾りをつけてはいなかったはずだ。
--終--
144:sag
08/10/13 17:16:03
お。
お話が読みたい人、ここ見たらいいんじゃないか・・・・・・・?
1月でとまってるけど
145:sag
08/10/13 17:24:20
144ですが
書くスレを間違えました。
失礼しました・・・・・・・・・。
146:もしもし、わたし名無しよ
09/04/14 03:21:30
お話要求age!
147:もしもし、わたし名無しよ
10/02/03 18:34:04
あげ
148:もしもし、わたし名無しよ
10/09/05 10:59:03
初めての保守。ついでにあげ。
149:もしもし、わたし名無しよ
10/09/07 20:34:30
てす
150:もしもし、わたし名無しよ
10/09/13 00:15:55
人形を初めに手にしたのは幼少のころか
それとも今、力無く空に浮く今なのか
人形とは何なのか
人の形をした、虚ろなものだ
ならば私ですらも人形で在るのか
力無く空に浮けども
誰の眼にも移らず、浮けども
誰かの眼に留まるまでは、存在しないのか
誰かの眼に留まった時
私は人形で在るのだろうか
151:もしもし、わたし名無しよ
11/06/24 20:32:47.98
ある夏の暑い日、それは始まった、、、
つづく、、、