10/09/27 16:54:58
>>908
今時の電動工具の充電器はリチウムイオン電池を高速充電するために、非常に高度な回路で
マイクロプロセッサも入っているような精密な製品だよ。
それが発電機につなぐと壊れるのは、高調波ノイズがきちんと抑制できていなかったりするから。
だから原始的な従来の発電機だと大丈夫だけど、インバーターだと壊れるなんてことが起こる。
インバーターの回路特性上、高調波ノイズはきちんと抑制遮断しないと必ずと言っていいほど出てしまう。
ヤマハのインバーターでは対策部品があったり、今はそれが組み込まれていたりするけど、ホンダは
Eu9iの初期モデルでは未対策だった模様。
山なんかで発電機回して無線機使う人たちの間で深刻な問題になっていたりして、問題が発覚した。
現在売ってるのは心配しなくて大丈夫みたいです。
あと、発電機で矩形波インバーターというのは日本製では聞いたことがないけど。
EX300も矩形波インバーターなんかじゃありませんよ。新電元製の正弦波インバーターユニットです。
そのあとのモデルからサワフジ製インバーターユニットになった模様。
正弦波インバーターが高価なのは、整流回路のあとに、マイコン制御のAC発振回路とインバーターユニット
なんかが必要になるから。矩形波だとトランジスタのON-OFFで凸型の波形を作れるけど、
正弦波インバーターだと綺麗なACを発振させるのにマイクロプロセッサを使ってます。それをMOS-FETで
増幅してる。同期運転非対応だと精度が低くても問題ないので安くできたりする。
インバーター電源ユニットの部品価格は数万するので、従来型と比べると数が出ても
従来型はまだなくせないでしょうし、インバーターのほうがまだ高いです。
2kw以下級のポータブルなんかではそのうちそうなるかもしれないけど。