エンジン発電機at DIY
エンジン発電機 - 暇つぶし2ch125:118
10/02/09 20:21:07
また拙者の出番のようですなw

ガソリンは燃焼に必要な主成分である炭化水素のほかに、硫黄やら窒化物なんかが若干混じった、揮発性の高い液体で、完全燃焼すれば二酸化炭素と水を排出することになってる汁。
(ガソリンを日本名にすると揮発油という)

主成分が揮発しまくると、相対的にその他の混合物の比率が高まり「これホントにガソリン?」という状態になることを、一般的に腐ると表現する。正確には腐っているわけではない。
また同じ場所で揮発が続いた場合、風呂桶につく湯垢のように、揮発後に「その他」の成分が付着する。
これを拙者はヘドロと表現している。

つまり、燃料系統の通り道のような細いところに大量の湯垢が付着したり、絶妙なバランスで成り立っている内燃機関に、バランスが狂った燃料を投下したりすれば当然トラブルの元となる。

また、温度が高いと揮発が早まる特性があるので、ガソリンの保存方法によっては長持ちしたり
早く痛んだりするので、一律の答えはないが、内燃機関の燃料として使えなくなる(タンクでガソリンが腐る)のはおよそ1年~2年。3年は無理。
キャブレターの目詰まりを起こすほどのヘドロが発生するのは
青空駐車の場合、夏場で4ヶ月、それ以外の季節で10ヶ月ぐらい。(拙者の経験上)
フューエルインジェクションの目詰まりは半年から1年半ぐらいで発生する。

ちなみに、ガソリンは劣化が進むと色とにおいがはっきりと変化する。
新品のときは、いかにも化学合成揮発油という刺激臭と、梅干の汁の赤
劣化してくると、フルーティなオレンジの香りになり、お酢のような薄い黄色
使ってはいけないレベルになると、果物の腐った匂いと、レモンティーのような濃い黄色

オレンジの香りのうちにエンジンを動かし、キャブレター内部の付着物を吹っ飛ばしつつタンクに残っている古いガソリンを使い切り、新鮮なガソリンを給油するパターンを繰り返せば、数年は現状維持できると思われる。
拙者としては年に3回このパターン(最低でも夏を含めた2回)が推奨。


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